看護師が入院しました。③
いつも患者さんを診ている側の私が
いざ入院してみて感じたこと、それはまず第一に
患者さんと目をみて話す大切さですかね。
ここの病院の看護師さんはちゃんと目を見て話してくれます。
「入院してゆっくり休んでいってください。」
と心優しい言葉をかけてくださいます。
同じ看護師として、1人の入院につきどれだけの
仕事量が増えるのか
容易に想像がつきますので本当に看護師さんには
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
と同時に嫌な顔一つせず優しい言葉をくれる看護師さんは
やっぱりプロだなと。
絶対患者さんの前では素顔を出さない、これが
看護師のプロです。(←完全なる私の主観です。)
さて、看護師が看護をされる立場になってみて、
まあ看護と言っても私は独歩で歩いてますし
排泄も入浴も1人でできる状態ですので
点滴と日々の血圧測定などの看護ですので
本当に軽症な、
「なんでこんな元気なやつが入院してきてん?」
状態です。笑
ステロイドの点滴加療なのですが、ステロイド一発
していただいただけで喉はだいぶと楽になり
熱も解熱剤をいただきスーッと下がったので
当の私は元気モリモリなんですよね。笑
あの、もう死ぬと思った1日前の出来事はどこに
行ってしまったんでしょう・・・
結構ぶり返す病気らしいので先生からは
4日間は入院してもらいます!と言われていますが。。。
さて話は戻り、実際に自分の看護について
考え直すきっかけとなりました。
私はいつも患者さんと目を見て話していただろうか?
何か点滴などを触りながら、PCでデータを入力しながら、
そんな感じで患者さんの目を見て話していたかな?と。
どこか仕事・業務優先になっていなかったかな?と。
自分が看護される立場になって初めて自分の看護を
自主的に振り返るきっかけとなりました。
あと、感動したのは「トントン」と
入室する前に必ずドアをノックしてくれるところですね。笑
え、そんなの当たり前じゃんと思うと思いますが
私が普段いる病棟は集中治療室ですので
患者さんの部屋同士は扉がなくカーテンで
仕切られているのですね。
カーテンは付いていますが、フロア全体を観察できるように
カーテンは常に開けっぱなし状態です。
重症集中治療室とはプライベートのかけらもありません。
それだけモニタリングしなければならない患者さんが
入室しているのでどうしようもないことなのですが。
なので「トントン、失礼します」と
看護師さんが言ってくれた時は
すごいな〜、私扉の付いている病室も気にせず
ガラガラーと開けてしまいそうやな、気をつけよ。
と新たに学ぶこともできました。笑
すいません、こんな常識的なこともわからない看護師です。
書いていて恥ずかしくなりました。
あと、入院するといろいろな病院の施設なども観察
できるのも面白いポイントですね!
とこんな感じで入院2日目、過ごしております。