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PINEで作成する3本のRCI その①

短期、中期、長期の3本のRCI線を描くインジケーターです。

※ご利用にあたり、最終的な意思決定は、ご自身の判断でなさるように
 お願い致します。(決まり文句)

上のリンクをクリックして、お気に入り登録することで使用できます。

RCIインジケーター

RCIインジケーターの全体図です。

3本のRCI線、高値圏、底値圏の水平ライン、増減値の履歴が見られる、
3種類のドットと3種類の円を描画します。

パラメーター画面

パラメーター画面の説明

ライン

高値圏、底値圏の水平ライン位置を指定します。
デフォルト値は高値圏(High Price)が80、底値圏(Low Price)が-80です。

線の幅も変更可能です。Widthの後の数値を変更して下さい。
数値が大きいほど、太い線を描画します。

期間

短期・中期・長期のRCI計算期間を指定します。
デフォルト値は
 短期: 9
 中期:21
 長期:52
です。

COLOR

RCI線の色を指定します。
ここで指定した色が、
 ① RCI線
 ② 履歴情報ドット
 ③ 履歴円
 ④ 情報パネル
にも使われます。

SHOW

表示対象を選択します。デフォルト値は全てにチェックです。

1.Panel
 情報版を右上に表示します。現在の値と[]の中に増減値を表示します。

Panel

2.Info
 履歴値(値と増減値)をTooltipで表示するドットを表示します。表示位置は
 この後のパラメーターで指定可能です。

3.Circle
 増減値の大きさに応じて、サイズを変更する円を表示します。
 Infoと同じくTooltipで履歴値(値と増減値)を表示します。

INFO

ドットの表示位置を指定します。
Positionは、価格、-120 ~ 120まで20刻みの数値から選択します。デフォルト値は-80です。「価格」を選択すると下図のようにRCI線に沿ってドットが表示されます。ドットの上にマウスを乗せると、黒い吹き出しが表示されてその時点の数値と前回からの増減値が表示されます。

INFO Position = 価格 の時のドット

Spaceは、短期・中期・長期のドットの間隔を指定します。これは「Position」が「価格」以外の時に有効になります。デフォルト値は80です。
「Position」「Space」が共にデフォルト値の時、
 長期のドット位置  80
 中期のドット位置    0
 短期のドット位置 -80
になります。
「Position」「Space」をそれぞれ、120・2にした時、下図のような表示になります。

INFO Position = 120 Space = 2の時のドット

CIRCLE

増減値の大きさによって直径の異なる円を表示するパラメーターです。
上図の淡い円の描画のパラメーターです。

Huge
 デフォルト値:40です。この値より増減値が大きいときに、
 size.hugeの円を描画します。
Large
 デフォルト値:20です。この値より増減値が大きいときに、
 size.largeの円を描画します。
Normal
 デフォルト値:10です。この値より増減値が大きいときに、
 size.normalの円を描画します。
Small
 デフォルト値:5です。この値より増減値が大きいときに、
 size.smallの円を描画します。
これらの条件に合致しなかった場合、size.tinyの円を描画します。
Trans
 デフォルト値:90です。これは円の透過率になります。

次回はPINEスクリプトの説明です。

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