Wicked Part 1: No one mouns wicked
<追記 2018.09.10>
予想以上に長くなってしまったので、
「ここら辺でスワイプ飽きるだろ」って辺りで
分けることにしました!(主観)
Part 1
- No one mouns wicked
- Dear old Shiz
- The Wizard and I
- What is this Feeling?
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今年の10月に彼女とNYCにブロードウェイを
観に行きます。
Wickedを観る予定ですが、
当然英語&字幕はありません。
超人気なので誰か全訳してると思ったら
意外とありませんでした。
歌は劇団四季版がYoutubeでありました。
英語ならではの良さとかを伝えるには
どうも苦戦しているようでした。
内容分かった上で楽しみたいので、
頑張って訳そうと思います。
原文はこちらを使用しています。
Scene 1 「誰も哀しみやしない!」
オズの住民達
「朗報!あいつが死んだ!
西の魔女が死んだ!
オズで最も邪悪なみんなの敵が死んだ!
朗報!」
オズの住民①
「あ、ガリンダだ!」
ガリンダ
「私にあえてさぞ嬉しいのでは?」
オズの住民達
「はい!」
ガリンダ
「言うまでもなくてよ。
そんなのわかっているもの。」
♪ 親愛なるオズの皆さん
喜びましょう
感謝しましょう
祝いましょう、善が勝利したのです
邪悪な”あの人”相手にね
誰だかわかるわよね
なんて素敵なことでしょう
正義は悪に勝ることを知りました
私たちの信じる真実がやがて、、
嘘よりも知れ渡り、、
私とあなたのため、、
オズの住民②
「ガリンダ!」
ガリンダ
「なによ?」
オズの住民②
「あいつはどのように死んだのですか?」
ガリンダ
「色々噂が飛び交っているわね。
皮肉や嘘まで。
私が真実をお話ししましょう。
ドラゴンクロックによると13時頃のこと
少女にかけられたバケツの水で
溶けてしまいました。
西の魔女はついに死んだのです!」
オズの住民達
♪ 誰も哀しまない
泣く人なんていない
あいつの墓に誰がユリを置くのか
誰があいつに敬意を示すか
子供達はあいつから学ぶ
過ちを犯すと何を失うのか
ガリンダ
♪ 正義は知っているわ
魔女は生涯孤独だと
善は知っているわ
魔女は独りで寂しく死んでいくのだと
いま証明されたのよ
もしあなたが魔女なら
独りで生きる道しかないことを
オズの住民達
♪ そうさ、私たちは知っている
魔女は生涯孤独だと
私たちは知っている
悪い魔女の為に誰も涙を流さないことを
悪からは何も生まれない
彼らは自分で蒔いた種を
刈るだけ
オズの住民
「ガリンダ、どうしてあんな邪悪なものが
生まれてしまったの?」
ガリンダ
「いい質問ね。
多くの人がそこの困惑しているわ。
人は生まれながらにして邪悪?
生きる中でならざるを得なかったの?
ともあれ魔女にも子供の頃はあって、
父親もいたわ。
マンチキンの総督のね。」
(回想シーン
魔女の親フレクスパルが現れる)
フレクスパル
「集会に行ってくるよ。」
ガリンダ
「そして母親もいたわ。みんなのようにね。」
フレクスパル
♪ 君を一人置いていくなんてとても辛いよ
メリナ
♪ 心配なさらず、たった一晩だけよ
フレクスパル
♪ でも忘れないで
いつも私の心の中にいるよ
どんなに離れていてもね
(フレクスパルが家を出るのと入れ替わりに、
メリナの愛人が家にあがってくる)
ガリンダ
「そしてどの家庭にもあるように、、
彼らにも秘密があったわ」
愛人
♪ お飲みなさい、黒い瞳の美しい人
たった一晩しかないから
さあお飲みなさい、この緑のエリクサー
そして二人で愛を交わそう
さあお飲みなさい、可愛い人
そしてこっちにおいで
ガリンダ
「そして、彼女はこの世に生を宿したの、、
全くもって人とは異なる姿で!」
(メリナが陣痛で悲鳴をあげる)
助産師
「生まれるわ!」
フレクスパル
「いまか?」
助産師
「ええ赤ちゃんが生まれるわ!」
フレクスパル
「どんな感じだい?」
助産師
♪ お鼻が見えてきたわ!
フレクスパル
♪ 髪の毛が見えてきた!
二人
♪ 元気で完璧。可愛い小さな、、、
(二人は悲鳴をあげる)
フレクスパル
「なんてことだ!」
メリナ
「どうしたの?何かあったの?」
助産師
♪ 一体どうして!
フレクスパル
♪ どういうことなんだ!
助産師
♪ こんなことあり得ない!
フレクスパル
♪ なんて気味の悪い!
二人
♪ まるでカエルやキャベツみたいに、
不自然な、、
緑!
フレクスパル
「どこかへやってくれ、、追いやるんだ!」
ガリンダ
「わかったでしょ。
魔女の子は受け入れられないのよ!」
オズの住民達
♪ 誰も哀しみやしない
あいつはもう死んだ
オズには喜びだけが残る
正しい人は知っている
世の正しい姿を
善人は知っている
魔女は独りで死んでいくことを
奴らに災いあれ
善に生きないものたちに
証明されたのだ
誰も哀しみやしない!
ガリンダ
♪ 朗報よ
オズの住民達
♪ 誰も彼女の死を哀しまない
ガリンダ
♪ 朗報よ
オズの住民達
♪ 誰が哀しむのか
ガリンダ
「ああ、なんて愉快なのかしら!
さて、私は彼女の突然死で忙しいから、
他に質問がなければ行くわ、、」
オズの住民③
「ガリンダ、
あなたがあいつの友達だったのは
本当なのか?」
(一同。息を呑む)
ガリンダ
「ええと、、そうねえ、、、ええそうよ」
(一同、おののく)
ガリンダ
「まあ、友達の定義は人それぞれよ!
彼女は自業自得なのよ。
確かに私は彼女を知っているわ。
同じ学校に通っていただけよ。
でももう昔の話。私たちは若かった、、、」
Scene2 「古き良きシズ大学」
(シズの新入生たちがガリンダを囲んでいる。
エルファバもそこにいた)
新入生達
♪ おお、神聖なるホールと蔦の生い茂った壁よ
ここが誇り高き場所
私たちが年老いて白髪になった時でも
私たちは敬い愛す
ここシズで過ごした日々と学んだことを
古き良きシズよ
ガリンダ
♪ おお古き良きシズよ
(フレクスパルが
ネサローズの車椅子を押しながら現れる)
エルファバ
「何?何見てるのよ?
あ、何か歯に付いているの?
わかった、この冗談はつまらないわね。
別に海で疫病をもらったわけではないわ。
私は生まれてからずっと緑よ。
子供の頃、草だけ食べてたんじゃないわ。」
フレクスパル
「エルファバ!」
エルファバ
「あ、この子は妹のネサローズ。
見て。普通の子でしょ?」
フレクスパル
「エルファバ、冗談はやめなさい!
お前を連れてきた理由を忘れたのかい?」
エルファバ
「いいえ、ネサローズの面倒を見るためよ。」
(フレクスパルは持ってきた箱を開きながら)
フレクスパル
「可愛い娘よ。これは些細なプレゼントだ。」
ネサローズ
「パパ、、」
(フレクスパルは箱から
宝石がちりばめられた銀色の靴を取り出す)
フレクスパル
「未来のマンチキン王国の統治者として、
妹をしっかり見守ってくれ。
あまり喋りすぎないでくれ!」
(フレクスパルはネサローズに
キスをしてその場を去る)
ネサローズ
「お姉ちゃん、、」
エルファバ
「パパは私に何を期待しているのかしら。
私は誰とでも衝突してしまうのに」
(モリブル先生が部屋に入ってくる)
モリブル
「ようこそ新入生!
私は学長のマダムモリブルよ。
あなた達が論理学、文学、言語学の
どれを学ぼうと、
とても期待しているわ。
さて、部屋割りによると、、」
(エルファバとガリンダは手を挙げる)
(モリブルはガリンダを最初に指す)
モリブル
「どうぞ、部屋割りに関することかしら?」
ガリンダ
「マダム、聞いていただき感謝します。
でも私はプライベートスイートと
決まっているので、
関係ありませんの。」
(ガリンダのファン達の
残念そうな顔を気遣いながら)
ガリンダ
「いつでも訪ねていいのよ!」
シェンシェン
「なんて親切なんだ!」
ファニー
「本当にグリンダは優しいよね!」
ガリンダ
「そんなことないわ~!」
二人
「いや、そうよ!」
ガリンダ
「もうやめてよ二人ったら!」
(髪をなびかせる)
モリブル
「で、質問はなんですか?」
ガリンダ
「はい、ご存知わたくしは、
アッパーランドのアップランドの
グリンダです。
私は貴女の魔法学ゼミを受講するのですが、
それこそ私がシズに来た目的です。
私の論文『魔法の杖 - その要点』は
お読みになられたでしょう?」
モリブル
「そうね、、
でも私は特別優秀な子が来ない限りは、
全期間の講師を務めることはないのよ。」
ガリンダ
「仰る通りですよね!だから、、」
エルファバ
「先生、まだ部屋割りは聞けませんか?」
モリブル
「あ、そうね!あなたはネサローズね。
提督の娘さん。
なんとまあ悲劇的に美しいお顔だこと!」
(エルファバを見て、
鼻の穴を大きくしながら)
モリブル
「そしてあなたは、、」
エルファバ
「提督のもう一人の娘よ。
エルファバ。美しき悲劇よ。」
モリブル
「あなたもとても輝いているわ。」
ガリンダ
「輝いている?
彼女はただの緑色の蛍光ライトみたいよ。」
モリブル
「あなたは部屋割りのリストに
載っていないわね。
突然だけど大した問題ではないわ。
あなたにもシズでの部屋を用意するわ。」
ガリンダ
「彼女、私の論文すら読んでないのに?」
シェンシェン
「不公平だ!」
ボック
「ガリンダ、何か言ってやるべきだよ!」
ガリンダ
「そのほうがいいかしら?」
ファニー
「言ってやって!」
モリブル
「さて、どなたかエルファバと
ルームシェアしてくれる子は?」
ガリンダ
「マダムモリブル、ちょっといいですか?」
モリブル
「ありがとうガリンダ。
なんて優しい子でしょう!」
ガリンダ
「え?」
モリブル
「エルファバ、あなたはガリンダと
部屋をシェアして。」
ガリンダ
「はい?」
モリブル
「後はネサローズの面倒を誰が見るかよね。
彼女は私の部屋をシェアするのがいいわ。
何かあっても安心ね。」
エルファバ
「でもマダム、
私はいつも妹の面倒を見てきたので、、」
モリブル
「さあみんな、自分の寮へお行きなさい。」
エルファバ
「でもマダム、、」
(モリブルはネサローズを
連れて行こうとする)
エルファバ
「ちょっと待ってください!」
(ネサローズの車椅子が
モリブルの手から離れ、
エルファバのもとに
独りでに向かっていく)
モリブル
「一体どうやったの?」
ガリンダ
「今のは一体どういうこと、、」
ネサローズ
「お姉ちゃん!」
モリブル
「ひょっとして前にも
こんなことがあったの?」
エルファバ
「えっと、、時々何か抑えられ
なってしまうんです。
ごめんなさいマダム。」
モリブル
「謝ることないわ!
それはあなたの授かった才能よ。
魔法学でキャリアを積もうと
考えたことはあるかしら?」
エルファバ
「魔法学?」
モリブル
「私があなたに個別指導してあげるわ。」
ガリンダ
「なんですって?」
(ガリンダ以外の生徒は皆寮へ向かった)
モリブル
♪ ミスエルファバ
何年も待ち望んでいたの
あなたが見せたような才能を
ウィザードがあなたのような子に
力を与えた理由を
ああエルファバ
私はウィザード宛に手紙を書こう
今から伝えておくの
あなたのような才能が現れたことを
これは本当にいいチャンスよ
その才能を正しいことに活かせば
あなたは世界をより良くする
ガリンダ
「マダムモリブル、、」
モリブル
「また今度にしてちょうだい、ガリンダ。」
(モリブルはその場を後にする)
ガリンダ
「この試練を乗り切れば、私は成長できる。」
(ガリンダは微笑み、その場から走り去った)
Scene 3 「ウィザードと私」
エルファバ
♪ 本当にただ出てしまっただけ?
私は分かっていなかった
押し殺そうとしてきたこの奇妙な力は
上手に使うことで
ウィザードに会うための才能になることを
なら私はそうするわ
私の価値を証明して
ウィザードに会うのよ
ずっと待ち望んでいた
私が生まれた時から!
ウィザードのような賢い人は
私を見た目で判断なんてしない
彼がそんな人だと思う?
心の狭いマンチキンを好きだと?いいえ!
彼は私に言うわ、本当の私が見える
頼りがいのある女の子だと
そしてここから始まるの
私のストーリーよ
ウィザードがいれば
私は人生を変えられる
ウィザードがいれば
誰も私を変な目で見ない
どの父親も誇りに思うわ
兄弟も私を恥じることない
オズ中の人に愛されるの
ウィザードがいれば、私は称賛される
私が持っているものは
才能か呪いかわからないけど
きっと最後にはわかるわ
彼との信頼を築いたときには
ウィザードと一緒なら
そしていつか彼は私に言うわ
「気高きエルファバよ、
よい心をもつ者が、
見た目とかけ離れて何が悪いのだ?
オズの住民は明白な理由もなく
君を見た目で判断しているから
私がその肌を元に戻しても
君になにか問題が生じるかな?」
当然緑の肌はいらないから
「もちろんないわ!」と答えるわ
どんなペアを組めるだろうか
私とウィザードであれば
楽しみで仕方ないわ
ウィザードと私ならば、、
無限大よ。私の未来は無限大
手に取るかのように私には分かる
わかってるわ
気が狂っているように思われるし
実際未来はわからないけど
いつか私はオズ中から
祝福されることになるわ!
私はウィザードと並んでいて
生まれて初めてのことを感じるの
そんな感情出したことないけど
きっと私は溶けてしまうほど幸せだわ!
これからの人生はそうなるの
私はもうそれ以外何もいらないわ
そんな大きな誇りを胸に抱けたら!
みんなが私をみて歓喜するの
オズのみんなのお気に入りのチームになるわ
それはウィザードと
わたし!!
Scene 4 「この気持ちは何?」
ガリンダ
「この世で最愛に愛しいママとアイスキャンディーへ」
エルファバ
「親愛なる父へ」
二人
「いま、ここシズでちょっとした複雑な問題があります」
エルファバ
「もちろん、ネッサの面倒はみているわ」
ガリンダ
「もちろん、私は全然元気です」
二人
「そういう手紙のほうが安心するでしょう?
でもね、問題のルームメイトは、、」
ガリンダ
「どう見ても普通じゃなく奇妙で
それでいてとっても描写しづらくて、、」
エルファバ
「金髪なの」
ガリンダ
♪ この気持ちは何なの。感じたこともない
エルファバ
♪ 彼女を見た時のあの気持ち
ガリンダ
♪ 動悸が速まって
エルファバ
♪ 頭がグラグラして
ガリンダ
♪ 顔が熱くなる
二人
♪ 何なの一体
まるで燃え盛るよう
この気持ちに名前があるの?
ああ、これは、、
嫌悪感!
大人げない嫌悪感だわ!
ガリンダ
♪ あなたの顔
エルファバ
♪ あんたの声
ガリンダ
♪ あなたの服装
二人
♪ はっきり言うわ、、
全部むかつくわ!
どんなにちょっとしたことでも
私の身体をこわばらせるの
ただ単にむかつくわ
奇妙なこの高揚感
あからさまな理由
とても純粋で、とても強烈!
まだ早すぎるかもしれないけど
ずっと続く気がしているわ!
あなたをずっと忌み嫌うでしょう
生涯ずっと!
生徒たち
♪ ガリンダあなたは頑張ってるよ!
そんな耐え難いことを耐え忍んで!
彼女はひどく野蛮で
偏見を持つつもりはないけど
ガリンダあなたは聖人だよ!
ガリンダ
「そうね、、」
♪ これは私たちの試練なのよ!
生徒たち
♪ かわいそうなガリンダ
存在自体むかつく人と一緒なんて
伝えたいんだ
君の味方だと!
二人(生徒たち)
(分かち合おう!大人げない嫌悪感)
♪ この唐突な気持ちは何なのよ
彼女を見た時のあの気持ち
(彼女の顔、声、服装)
動悸が早まって、頭痛がして
はっきり言うわ
(すべてがむかつく!)
ああ、この気持ちは何なの?
(どんなにちょっとしたことでも)
名前があるのかしら?
(僕らの体をこわばらせる)
そうよ
全員
♪ ああああ!
二人(生徒たち)
♪ むかつく!(むかつく!)
気持ち悪い高揚感!(腹立つ!)
あからさまな理由(いらつく!)
とても純粋で、とても強烈!(強烈に!)
まだ早すぎるかもしれないけど
ずっと続く気がしているわ!
むかつくわ 心の底からずっと忌み嫌うのよ
生涯ずっと!
(むかつく!大人げない罪悪感!)
エルファバ
「ブー!」
ガリンダ
「わあ!」
エルファバ
「はははは!」
(To be continued...)