規格品を当たり前に作る難しさ。農業、新規参入3年目の振り返り

どーも、冨安です。

今年も12月に入ってWFPダチョウファームでの3年目シーズンが終わりました。北海道平取町で農業をやり始めて3年目、まだまだだなあと思うことが多いです。

どうすればいいのか?どうしてしまったらだめなのか?経験値は増えてきたので来年に活かしたいです。

作付面積はジャガイモ8ha、ブロッコリー32ha

今年はジャガイモ8ha、ブロッコリー32haの栽培をしました。

ジャガイモはキタアカリ、さやかという2種類のイモを栽培。キタアカリは小芋と青いもが多くなってしまったのが反省です。肥大時期に雨が多かったのもありますが、肥料と培土の問題かなと。

一方でイモはきれいではあったので、防除は間違ってなかったのかなと思います。

培土については培土をするための機械がかなり摩耗したままやっていて、事前の部品交換が必要だったなというとこです。他の農機具にも当てはまりますが、事前のメンテナンスは重要だなと痛感。

サヤカについては耕作放棄から1年目の場所でやり、イモの芽よりも先に雑草がはえてしまいました。結果として収量は減ってしまい、そもそも確実にジャガイモの芽が出るとこに持っていくことが大事だなと学びました。

稼ぎどきに病気が出たのが反省。ブロッコリー32町。

ブロッコリーの32町はブロッコリーやり始めて3年目ですが、まだまだ甘かったなと思うこと多しです。

今年は7月の長雨のとき、9月時期に出た黒スス病に苦戦しました。

長雨はどうしようもないですが、9月に出てきた黒ススについては防ぎようがあったはずなので来年に活かしたいです。

農薬を散布する防除、という作業ですが何の薬をいつまくか?このタイミングを徹底することかなと考えてます。

また9月収穫のブロッコリーに面積が集中するため、その時期にどうやってすべての圃場を回り切るか?

そのやり方と体制を作っておくこと。例えば夜でも防除して回れるような仕組みを作っておくことなどが必要かと考えてます。

B品が多くなってしまったのが残念なとこで、規格品を当たり前のように出荷することの難しさを感じました。

怪我や病気なく終われたことは価値

細かいことをあげると課題は多いですが、通じて大きな怪我や病気なくシーズン終わったことは何よりよかったです。

身もふたもないですが、農業においては細かいところをやり切る体力や根性が大事だと思ってます。

細かいところをやり切れるかどうかで、最後の結果に差が出ることを痛感したので心身を整えて来年に向けて備えていきたいなと思います!


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