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Give&Takeと空気を読むという日本社会に住みつく魔物





そもそもGive&Takeとはなんだろうか?

give=やる、手伝う、助ける、
take=やってもらう、助けてもらう

と、まぁこんな感じですかね

単純に考えると
助けてもらったら助けてあげる、といったように「お互い様」の精神のことを指します

ですがこの問題は深く考えてみるとなかなか悩ましい問題が数多く存在します




一筋縄ではいかないgive&take




人によって捉え方も違えば、相手によって態度を変える人、様々な人が生活する現代社会では一口に「give&takeだよねー♪」とはいきません

なぜなら、ただ単に手伝った行動をお節介だとかバカにしてる!と思う人や、この人のことは好きじゃないから助けてもらったけど嫌とか色々あります

もちろん逆に手伝ったんだから手伝えよ!と強要する人や自分のことをわざわざ後回しにして人のお節介をする人など様々です

そしてここで問題なのは現代のgive&takeには複雑な私情が含まれるというところです

単に私情を捨てて、やってくれたからやってあげようと行動すれば何も問題にならないはずなんです


give&take前提の日本の会社




さらに言えば

この今の世の中が「give&take前提」だからこそ起こる問題パターンで

一つは
「やってくれたからやらなければいけない」と思ってしまう人がいたり、
逆に
「やってくれないから、私もやらない」というスタンスになってしまったり

普通=「give&take前提」だからこそ起こる問題点もあります

私はgive&take反対派です笑



そして組織の中では

「やってくれたからやらなければいけない」も

「やってくれないから、私もやらない」

それが正しいか悪いかを決めるのは、本人同士ではなく他者(組織の多数派)です

それこそ空気を読まなければいけません

勘違いGive&Take思想が多数派と混じ合わさり猛獣化して襲いかかる「空気を読んでね❤️」圧力



give&takeは義務ではない





社会や会社ではこのように多数派という力で正義も悪も入れ替わります

昨日まで仲間だった人間を悪人に仕立て上げてしまう

もちろんそうじゃない会社もあると思いますが色んなタイプの職場で働いた経験からするとこれはよくある話だと思います


そしてなんでもかんでもgive&takeという人間ほど人の時間を奪う人が多い気がします


真面目な人ほど「やってあげよう(奉仕)」で始めたことが気づけば「やらなければいけない(搾取)」ことになっていたりします

やりたきゃやればいいし、やりたくないならやらなきゃいい


大切なことはgive&takeは「義務」ではなく「選択できる権利」です

やるやらないは選んでいいし、やらなければいけないこともないんです

大切なことはお互いに「やってあげよう(奉仕)」の心です

それはgive&takeではなく、give&giveなんじゃないかなと思います

先程give&take反対派と言ったのは
give&give派なのでという意味です

何もしてくれなくても何かしてあげようと思ってますから、
何かしてくれたからといって何かすることはありません



あなたがしてあげればいい、お返しはいらないgive &give




基本的に全ての行動はgiveです

日本人は良くも悪くも空気を読みすぎます

鬱になるのと攻撃的な人間になるのは紙一重なのかなと思います

それは今の日本の「空気」ってやつのせいです

たまには空気を読まない努力もした方が気が楽になります

そうするとこの人たまに空気読めないんだよなーって思われるから楽ですよ笑

嫌なものは嫌でいいし、嫌なことに理由なんて要らないんです

「なんとなく嫌」でいいんです笑

嫌われる勇気という本の中にもありますが
人間関係のトラブルというのは全てコミュニケーションが原因です

それは他人の問題に他人が介入することで起こります

ですが人助けは別です

誰かに何かを与えることは自分自身の幸福度を上げるそうです

もちろん先程いった「奉仕」であればです
「搾取」になっている場合は同じgiveでも意味が違います






ギバーとテイカーとマッチャー



世の中には大きくこの三つのタイプに分けられるそうです

そのタイプによって収入が違うそうです

(詳しいことは「give&take〜与える人こそ成功する時代〜著者アダムグラント」という本をを読んでみてください)

ギバー=与える人、助ける人
テイカー=受け取る人、助けてもらう人
マッチャー=もらった分だけ返す人

世の中の50%の人がこのマッチャーと呼ばれる人達です

収入が多い順に並べると
1. ギバー
2. テイカー
3. マッチャー

となります

この段階にはもう一段あって4番目の一番貧しい層があります

実はそれも富裕層と同じギバーの人達なんです

1. ギバー 富裕層
2. テイカー  高所得層
3. マッチャー 中所得層
4. ギバー 低所得層


でもこれは同じギバーでも意味が違います

富裕層のギバーは自ら与えています
低所得層のギバーはテイカーに奪われています

あなたは今どうですか?会社や誰かにやらされたり時間を奪われたりしていませんか?
あなたの意思で誰かに何かを与えていますか?

自分の意思でないならそんなgiveなんてやめましょう

空気なんて読まなくていい

自分は自分で、他人は他人


というわけでgiveは自分に余裕ができたら誰かのために何かをしてあげましょ♪


ブラック企業反対!!笑

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