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Semester 3 Week 16「20代のうちに0を1にしたいという話」

今週は習熟度のお話。

自分の思う能力のレベル分けを比喩的に言葉で表してみた。

 どんなことでも、何も知らない最初のうちはストレスが溜まったり、いつも以上に疲れたりして、かなりの労力を伴う。
 しかし、ある程度慣れてくるとラクになってきて余裕が生まれ、そこから時間と経験が幸いして、家族や親族から「すごい!」と言ってもらえるレベルまで成長できる。1~6
 だけれども、徐々に成長が鈍ってきて周りの人と自分を比べだす。
 そこで成長を諦めると、趣味程度の習熟度となり、赤の他人から褒められることは夢のまた夢となる。
 それに対して「他の人より頭一つ抜きん出たい」と努力を始めると、周りに優秀な人が集まってきて、プロの領域に足を踏み入れることになる。6~8
 そこまで達すると、もはや努力だけでは上に行くことは難しくなり、膨大な知識と洗練された知恵が必要となる。
 そして、他のことを犠牲にしてでも、そのことだけに集中し、厳しい峠を乗り越えると、それだけで食べていけるようになる。8~9
 その中で生まれつきセンスが良かった、または運がよかった人だけが栄冠をつかみ取れる。10

太字の数字は習熟度の割合を示し、高校時代はセンター試験の点数にもあてはめて考えていた。習熟度曲線として表すなら、 y = √a x のグラフと近い形だと思う。

割合に直して具体的に言い換えるとこうなる。

 0割から1割の最初は多くのエネルギーが必要だが、1割から6割はコツがわかってくる段階のため、比較的楽に成長できる。
 しかし、6割から8割にするにはかなりの努力が必要で、向き不向きの影響が顕著に現れる。
 8割から9割は、生活に支障が出るレベルの時間を割いてかつ、頭脳明晰な人だけが生き残れる(ここまでは一般人でも到達可能だと思っている)。
 10割は一部の天才的な人か、宝くじの一等を引き当てるくらいの強運の持ち主しか到達できないと思っている。

これまで、さまざまな成功者のドキュメンタリーを見たり、記事や本を読んできたが、ほとんどの人は「一点突破型」で、いろいろなことに手を出し過ぎず、ある一つの物事に尋常ではない関心を持ち、我を忘れて没頭している。

おそらくこれが8割から9割にできる人たちではあるが、必ずしもほかの分野に足を突っ込んだことがない人だけではないと思う。

むしろ、多少は全く関係のない分野の知識や経験があって、それが本業に良い影響を与えていることが多いように思える。


以上で述べたように初動には莫大なパワーと時間が必要であり、これを30代40代で実行するのはあまり現実的ではないと予想している。

そのため、「やろうと思えばできるパワー」が残っているうち、特に20代は1つのことに時間を費やすのではなく、「興味のある分野を0から1にしておく」ということを意識していきたいと思う。


それでは、ばいちゃ(*ノ>ᴗ<)

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