『ゼロ秒思考』〜あらゆる悩みを解決する、最強のツール〜
皆さんは、今何か悩んでいることがありますか？
そのような悩みを最速で解決し、何をすべきか分かるようになるツールがあるとすれば、どうしますか？
なんとしてでも手に入れたいと思います。
そんなツールを紹介してくれたのが、赤羽雄二さんの『ゼロ秒思考』という本です。
この方法は誰にでも実行が可能で、今すぐに始めることができます。
●どんな人に読んで欲しいか
・頭の中に悩みや、モヤモヤを抱えている人
・生産性を高めたい人
●この本を読むとどうなるか
・悩みが解決する、頭の中のモヤモヤがすっきりする
・最速で問題の解決策を見つけ、実行することができる
●さあ、A4の紙とペンを用意しよう！
あらゆる悩みを即座に解決し、何をしたらいいのかを見つける方法。
それは、紙に書くことです。
数々のメモ指南書が本屋に並んでいますが、正直言ってどの方法を使っても問題はないと思います。
ただ私は、本書のやり方がしっくりきたし、何より簡単、お金もあまりかからない、いつでもどこでもすぐできます。
今までこのような習慣が身につかなかった人も試してみる価値はあると思います。
●メモ書きの具体的なやり方
①まず、A4のコピー用紙とペンを用意します
A4の紙は、裏紙で構いません。その方が大量に気兼ねなく書くことができるからです。裏紙がないという人は、100均などでコピー用紙を買うといいでしょう。
次にペンですが、シャーペンよりボールペン、特に水性のボールペンが良いです。
水性のボールペンが滑らかに書けるので、書く作業そのものの時間を短縮できるからです。ただ、もし手元になければ、書けるものなら正直なんでもいいと思います。
②さあ、書き始めましょう
（メモ書きの例、本書60ページより。）
まず、A4用紙は横書きで使いますので、横向きにします。
これは筆者があらゆるフォーマットを試した結果、横向きが最もいいと分かったからです。
最初に上の方に横線を引き、ここにタイトルを書きます。
タイトルは、パッと思いついたものでなんでも構いません。
例えば、上司が今日機嫌が悪かったのはなぜか？とか、明日のプレゼンのために何をすべきか、とか、今イライラしているのはなぜか？など。
何でもいいので、頭の中に思いついたもの、モヤモヤしているものを書きましょう。
タイトルが書けたら、その横に年月日を入力しましょう。
年月日を入れる理由は、後から整理がしやすいからです。
それでは、早速本文を書いていきましょう。
本文の頭には、「ー」を入れて４〜６行ほど思いつくまま書いていきます。
その際、一行につき20〜30字ほど書くと良いです。
というのも、箇条書きのような物だと言語化が不十分だし、逆に長すぎると本質から離れてしまい、何を書いているかがぱっと見て分からなくなります。
各行についてはできるだけ内容のレベルを合わせ、それぞれについてもう一歩踏み込んで書きたい時は、ドットをつけるなどしてレベルを一段下げます。
これを思いつくこと全部について、思いついたらすぐに書いていきます。
あまり熟考せず、即座に書き出すのがコツです。
●なぜ、メモ書きで悩みが解決するのか
実際にメモ書きをされるとわかると思いますが、頭の中がかなりすっきりすると思います。
実際に問題が解決していなくとも、悩んでいたことがある程度解決した、と脳が判断します。
これは一体何が起こっているのでしょうか。
・悩みは問題の複合体
そもそも「悩み」というのは、あらゆる問題がたくさん繋がって頭の中をぐるぐると回り続ける結果、起きてしまう症状です。
悩みそのものに実態があるわけではなく、分解して行った際に出てくる数々の問題。これらを一つずつ解決することで、悩みは解消されます。
というより、悩みを問題に分解した時点で、解決していなくとも頭はかなりすっきりとします。
人間の脳は良くできているようで、実際は複数の問題については同時に対処することができません。
なので、あらゆる問題を抱え始めると悩みになって、頭の中だけでは解決不可能になってしまうのです。
そんな時に、メモ書きによって複数の問題点を言語化し、見える形にすることで、悩みはスルスルと解けていくのです。
悩みの原因については、私が尊敬しているオタキングこと岡田斗司夫さんが解説しているのでぜひ見てみてください。
●さぁ、メモ書きをはじめよう
さぁ、A4の紙とペンを用意して、メモ書きをはじめましょう。
頭の中にあるモヤッとしたもの、思いついたものをタイトルに書いて、どんどん書き進めていきましょう。
１枚で解決しなければ、２枚目に進んでもっと書いていきましょう。
15分も書き続けていれば、ある程度問題は解決しているでしょう。
これを毎日繰り返します。
あらゆる問題に対して。
メモ書きを続けた先にどんな世界が待っているのかー
私もまだ始めたばかりなので分かりませんが、
確実に今までとは違うことを実感しています。
メモ書きを始めたくなりましたか？笑
一緒にメモ書きを続けて、人生を豊かにしていきましょう！
とみた
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