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【書く習慣】1ヶ月チャレンジDay14/本の中と日常

【書く習慣】1ヶ月チャレンジDay14

これまで夢中になったものやことについて。

私がこれまで時間を忘れて夢中になったのは
本を読むことです。
特に小学校から大学生までは
読みかけの本が常に手の届く範囲にありました。

授業の休み時間や家に帰ってからはもちろん
通学途中に歩きながら読んだり
ふとんの中で読んだりしたこともあります。

移動教室のときはノートと教科書のほかに
いつも本を持って行っていました。
早めに移動しておいて授業が始まるまでの間
少しでも読み進めたいという気持ちがあったからです。

高校の頃は通学途中に図書館があったので
毎日のように通っていて
警備員さんに顔を覚えられるまでになりました。

大学生の頃にはもう寝ないと
明日に支障が出ると分かっていてもやめられず
そのまま朝になっていたこともあります。
次の日は眠くて仕方なかったです(笑)

当時なぜそこまで夢中だったのかというと
ただ続きが気になって仕方なかったからです。

犯人は誰なのか
どんな秘密が隠されているのか
強い敵に勝てるのか
探しているものは見つかるのか
2人の恋は叶うのか

話の結末がどうなっていくのかを
読み進めて少しづつ明らかになっていくのが
それはそれは面白かったです。

ムカつくキャラクターが登場したときには
こいつはいつ報いを受けるのか
早く痛い目を見てくれ
と思いながら読んでいましたし
主人公が不倫をしていたら
いつかばれてしまうんじゃないかと
ハラハラしながら読んでいました。

登場人物の心境の変化を感じながら
人間関係や彼らを取り巻く環境が
どう変化して
どう着地するのか
私の日常にはないドキドキをくれるのが本でした。

いつも同じことの繰り返しで
朝起きて
ごはんを食べて
学校に行って
勉強して
お昼を食べて
勉強して
部活をして
家に帰って
ごはんを食べて
お風呂に入って
寝る
その繰り返しの中に変化をくれるのが本でした。

私の普遍的な日常の中に
冒険や恋愛といった刺激をくれたのです。
本の中には悲しいことや苛立つこともあったけど
それさえも私の世界にはない刺激の一つでした。
本で読んだ物語のようにドラマチックな展開や
ハッピーエンドは日常の中にはなかなか無いものです。

残りページが半分を切り
物語が終わりに近づいてくると寂しくなりましたし
喪失感もありましたが
ページをめくる手を止めることもできず
読み終わると少しの痛みと達成感がありました。

休日に一日中本を読んで
字が読みにくいなと思い気づいたときには
夕方になっていたということもありました。
誇らしくもあり、まだ読み終わっていないのに
時間が足りないと思う自分もいました。

今はもうそこまで夢中になって
本を読むということは滅多にありませんが
そういう一日があってもいいのかなと
懐かしくなりました。

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