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「卵は縦方向に落としても割れない」実験をやってみたら、卵を触る経験ができ、おいしい卵ご飯になった!

「ねえ、お母さん。卵は縦方向の衝撃には強いから、2階から落としても割れないんだって。ちょっとやってみたい。」

と息子が言う。昨日卵1パック買ったばかりだ。

「やってごらん」

と促すと、大喜びで実験準備を始めた。

息子は2階から落とす前に、キッチンで検証実験を行うことを決めたようだ。

コツン。「あっ・・・」

実験は失敗。1メートルほどの高さから手を離した卵は、新聞紙の上に置いた鍋の中で割れてしまった。

うん、夫に卵かけご飯にして食べてもらおう。(私は生卵が苦手)

「ねぇ、お母さん。黄身触ってみたい!」

「うん、いいね。お母さんも触ったことないや。。。」

二人して、手をハンドソープで洗う。
息子が卵をそぉっとすくう。

「ぷにぷにしてる。スライムみたい。」

でしょうね。

息子が黄身を持ち上げている間に、割れて入ってしまっていた卵の殻を、指を使って少し取り出す。卵はひんやりしていて、つかみどころがない。
箸で取るより難しい。

「あっ。。」

黄身が息子の手の中で割れた。とろっと落ち始める黄身。
あ、危険だ。黄身が混ざると殻が行方不明になる。

「もうちょっと頑張ってー!」

よく分からないエールを息子に送る。 
黄身が白身に合流する前に、何とか任務完了。

ご飯と醤油を入れて、何食わぬ顔で夫に「卵ご飯だよ」と差し出す。

二階から落とした卵が割れない実験は、息子が本を再度確認したところ、「芝生の上に、縦方向に落ちた場合に割れない」という条件つきだったそう。

ふむふむ。前提条件を確認するの、大事ね。
息子は他にも挑戦したい卵実験があるらしい。

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息子のおかげで、私自身も人生で初めての経験をすることが多い。
今回の生卵触ってみようっていうのも、人生で思ったことなかったな。

息子は「不思議だな、やってみたいな」という気持ちがたくさんあって、すごいなって心の底から思う。

本に書いてあっても、「やってみたいな。確かめてみたいな。」と思える息子。

本に書いてあることは本当のことだと信じ切っていた、私の子ども時代とは全然違う。

でも、両親は、私が「やってみたいな」と言ったことに絶対反対することはなかった。
いつも「やってごらん、きっとできるよ!」と声をかけてもらっていた、私。

そこは同じだね。

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私とは全然違う社会を生き抜くことになる息子。

力強く、自分の信じた道を生き抜いていっておくれ。
お母さんはいつだって君の味方。
いつでも応援してるよ。

卵だって、2パックくらいまでなら喜んで提供します。
ただし、1日2個くらいまでが食べる限界なので、1日6個上限でお願いします!w

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