羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来

アトロク(アフター6ジャンクション)で特集されていた映画。

舞台挨拶中継付きのプレミアム チケットを購入して、TOHOシネマズ日比谷で鑑賞。
公開最初の週末とは思えない、寂しい客数。
鬼滅の刃と重なったことは、やはり不運だったのか。
オリジナル(原作なし)だし中国製だし、知名度が低いのは確か。
見終わってからの感想だけど、こういう傑作はちゃんとヒットしてほしいなぁ。

とにかく絵がキレイ。
吹き替え版ということもあるんだろうけど、いわゆる海外アニメに対する違和感がほとんどない。
言語や文化に基づく価値観の違いは感じなかった。
数々のキャラクターも、いい意味で既視感があった。
アクションシーンの迫力は相当なもの。スピード感がハンパない。
物語のテーマにも普遍性があるし(人間と自然との対立や融和)、主人公のシャオヘイの成長譚にも共感が持てる。
ムゲンの無双&天然ぶりもいい感じだし、フーシーの「強い信念ゆえの悪役」という設定にも共感できた。
101分という上映時間もタイトで最高。
確実にヒットする要素だらけだと思うんだけど、やっぱり鬼滅の刃が強すぎるよね…
とはいえ、中国本土ではちゃんとヒットしているようだし、どうやら続編も作成されるみたい。
シャオヘイやその仲間たちの活躍をまたスクリーンで観られるのは嬉しいな。

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