1月分CPIの発表内容分析
アメリカ労働統計局より、先月分のCPIの発表がありました。
総合は予想6.2%に対して結果6.4%
前月は6.5%でした。
コアは予想5.5%に対して結果5.6%
前月は5.7%でした。
どちらも市場予想を上回る結果となりました。
前年同月比での項目別物価上昇率は以下の
グラフでまとめてみました。
まだエネルギー関連の価格がCPIを引っ張っているのがわかります。
一方で、中古車関連価格が大きくマイナス要因になっています。
燃料価格の各月比を見てみます。
上下の幅が広く、原油価格の変動による部分があるようです。
だとしたら、引き続き原油価格の変動に注意を払う必要はあるかと思います。
次に食料価格についてみてみます。
原油価格のように一気に、ではないですが、じわじわと上昇を続けています。
ただそのペースが少しずつ下降傾向にはなっているようですが、1月は上昇率が上がっています。
ここ7ヶ月での、CPI毎月の上昇率平均は0.271%でした。
7ヶ月合計での上昇率は1.91%でした。
直近1ヶ月での上昇率は0.5%で、
これが続いた場合の1年後の物価上昇率は6.16%となります。
原油価格(WTI)が高騰したのは、
昨年の3月に記録した119.4ドル
6月に記録した121.51ドル
2022年3月のCPI(前年同月比)は7.87%
6月は9.06%でした。
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