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インドの概況(1)中国(BRICs)との比較
人口は約14億2000万人
中国の人口とほぼ並んでいます。
今年にもインドの人口が中国の人口を追い抜かすといった観測もあるようです。
いずれにしても、以下のデータからもわかるように、インドの人口の増加率は中国よりも高いです。(下グラフ)
![](https://assets.st-note.com/img/1673251753397-Udx8IIDdLs.png?width=1200)
実質GDP成長率は、予測値としては低下傾向ですが、5%は超えています。(下グラフ)
![](https://assets.st-note.com/img/1673251786462-LekEZcHoEv.png?width=1200)
インフレ率は5%前後で推移しています。(下グラフ)
![](https://assets.st-note.com/img/1673251813582-k7hUA8CBuR.png?width=1200)
時期にもよりますが、ここ20年ですと、中国と比べ、CPIが高い状況にありました。
CPIが高いと、投資資金が集まりにくく、結果的にGDP成長率にとっての重しになる可能性があります。
そこで、下のグラフでは中国のCPIとの比較を試みました。
![](https://assets.st-note.com/img/1673251852935-dlU3ixisej.png?width=1200)
以上のグラフのように、中国の方が物価変動の安定性が高かった傾向にあります。
今後BRICsブームのような、途上国への投資ブームが到来するとしたら、投資をしやすい国であるかどうかを判断する必要があるかと思います。そこで、過去にあったBRICsブームが始まった時期前後あたりを分析対象にしてみました。
以下は、BRICs(南アフリカ除く)のここ20年の実質GDP成長率になります。
2002年あたりからBRICsブームが始まり、その恩恵にのっかれているのか、もっともGDP成長を得られたのは中国であることがわかると思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1673252016270-QQFa829N9W.png?width=1200)
以下のグラフではBRICs諸国のCPI比較をしています。
もちろん他にも色々な要素はありますが、
インフレ率の安定がGDP成長率を高める要素になっている可能性が考えられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1673252005650-ZLWI2ZUz9v.png?width=1200)
今回は、インドについて、主に中国や他のBRICs諸国との比較をおこないました。
今後は、他の国との関係性などにも触れつつ、国内情勢あたりについての記事を作る予定です。
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