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EIA(アメリカエネルギー情報局)による原油関連データからみる、アメリカ国内の需給状況

こんかいは、EIA(アメリカエネルギー情報局)が毎月発表している
原油関係のデータを元に、アメリカ国内の原油生産・供給状況についてみてみようと思います。

今回は生産供給量の他に在庫状況についてもデータに入れています。
まずは、2020年から直近データがある2022年11月までのデータを見てみます。

パンデミック時には、生産・供給ともに落ち込んでいますが、在庫量は増えています。

そこから今まで在庫量は下降傾向にあるようです。
生産・供給量に関しては若干の上昇傾向はありますが、ほぼ横ばいの状況が続いています。

次は81年から今までの状況についてみてみます。

パンデミックの時は原油在庫量が歴史的に最も高い水準だったようです。
そこから原油在庫量が下落し続け、現時点でこれは2004年以来の低水準のようです。

では、この原油在庫量の減少は原油価格にインパクトがあるのでしょうか?

そこで原油価格が乱高下していたオイルショック当時のデータをみてみました。

原油在庫量が原油価格に与える影響としてあまり関係性はあまり感じ取れませんでした。

3月16日に、2023年の原油市場見込みに関してEIAから報告書が共有されることになっているのでそちらでの詳細内容を確認してみたいと思います。

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