ハーディガーディとスペインの音楽会 ~ホルヘ・ガリードを迎えて~
2024年7月6日(土)
会場:bonon kyoto
【出演】
Jorge Garrido / ハーディガーディ
Tomo Yoshikawa / ギター、ブズーキ、ハーディガーディ
Sally Lunn / リコーダー、プサルテリウム、ハーディガーディ、歌、太鼓
スペインのログローニョから、ハーディガーディ奏者のホルヘ・ガリードを迎えてのコンサート。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
当初はちょっとした歓迎会的な感じでスタートした企画でしたが、3人ともどんどん気持ちが入ってしまって、お客様の熱気もすごく、気づけばスペインでも実現が難しいくらいのコンサートに。
2ヶ月ほどかけてデモをやり取りしながらレパートリーを大枠だけ準備しましたが、先回りして作り込み過ぎない感じも丁度よい塩梅で、当日も即興や予定にない曲を入れたり、3人の関係性の中でいろんなアイデアが飛び出したりと、とっても楽しいアンサンブルでした。
会場のbonon kyotoさんもすごく素敵な空間。
スペインにいた頃、空間や場所、風景が持つ力の後押しを感じながら演奏する機会が何度もあったので、日本でもそんな場所でできればとずっと思っていましたが、サリーさんに提案いただいたここの空間はまさにそんな場所。
当日座っていた椅子も、虫食いの跡が無言で訴えかけてくるので、終演後にお店の方に伺ったら、17世紀くらいの木材を使ったものだそう。
現代の生活の中に、中世がそっと顔を出し、新しいものと古いものとが交錯する感じ。
スペインのトラッドはまさにそんな世界なので、bononさんには今回のプログラムをぐっと引き立てていただきました。
ボスク舎の方で、ダイジェスト動画をまとめていただきましたので、参加が叶わなかった方もこちらでお楽しみください。
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