見出し画像

史上初!小池都知事への「ひとり親支援」オンライン要望ー《中小企業向け支援まとめ》

 こんにちは、都民ファーストの会 新型コロナウイルス感染症対策 特別広報チームです。「Stay Home」にご協力頂きまして、誠にありがとうございます。

■「ひとり親支援」を都知事へオンライン要望

 都民ファーストの会が、先日27日、フローレンス、しんぐるまざあふぉーらむ、キッズドアなど子ども・ひとり親家庭を支援する都内13団体から成る「子どもを守るネットワーク」の要望を受けたことをお伝えしました。

 この度、団体の皆様の声を、小池百合子都知事に直接届けるため、都政史上初となります、オンラインにて団体の皆様からの緊急要望を実現することができました。

画像1

 子どもを守るネットワーク代表の小河光治さんフローレンスの駒崎弘樹さん、都民ファーストの会東京都議団からは幹事長の増子ひろき都議、新型コロナ対策チーム座長の伊藤ゆう都議がオンライン要望に参加しました。

団体からは「ひとり親支援」について、以下の要望がありました。

1. 都内に在住するひとり親家庭に都としての財政支援をお願いいたします。   2. 都内に住むひとり親世帯等の保護者が新型コロナに感染した場合子どもの養育者、養育場所の確保をお願いいたします
【理由】 
 新型コロナウィルスによる影響はひとり親世帯の生活に大きな影響を与えており、しんぐるまざあず・ふぉーらむの4月2日~5日のweb調査によると、合計54.4%の世帯が収入が減り、一方一斉休校により昼食代、教材費、衛生費、光熱費などの出費増に苦しんでいる。こうした状況の中で、もっとも感染者が多く出ている東京都では、感染リスクも高く、「親が感染した場合子どもの面倒はだれがみてくれるのか」といった相談も多く寄せられているがその対策については不明のままである。こうしたことを踏まえ、ひとり親家庭への手当の増額と親が感染した場合濃厚接触者となる子どもの対応を要望する。

■「オンライン議会」についても新展開

 議会改革、特に議会のオンライン化については、都民ファーストの会が先頭に立って進めてきたものです。(詳しくは伊藤ゆう都議のアゴラをご参照ください)

本日、総務省から画期的な通達が出されました。《地方議会の委員会については、自治体で条例を定めればオンライン化が可能である》という内容です。

新型コロナウイルス感染症対策に係る地方公共団体における議会の委員会の開催方法について(令和2年4月30日付け総行行第117号)

Q. 新型コロナウイルス感染症対策のため、委員会をいわゆるオンライン会議により開催することは差し支えないか。
A. 議会の議員が委員会に出席することは不要不急の外出には当らないものと考えられるが、各団体の条例や会議規則等について必要に応じて改正等の措置を講じ、新型コロナウイルス感染症のまん延防止措置の観点等から委員会の開催場所への参集が困難と判断される実情がある場合に、映像と音声の送受信により相手の状態を相互に認識しながら通話をすることができる方法を活用することで委員会を開催することは差し支えないと考えられる。
 その際には、現に会議室にいる状態と同様の環境をできる限り確保するため、議事の公開の要請への配慮、議員の本人確認や自由な意思表明の確保等に十分留意するとともに、情報セキュリティ対策を適切に講じる必要がある。
 なお、法第 113 条及び法第 116 条第1項における本会議への「出席」について は、現に議場にいることと解されているので、念のため申し添える。

 都民ファーストの会では、東京都議会においてもオンラインで委員会を開催できるよう、条例化に向けて働きかけてまいります。この他にもコロナ禍をきっかけに見えた議会運営上の課題はたくさんあります。これを機にさらなる議会改革を加速させていきます。

■緊急事態宣言の延長の見込み、休校はどうなる?

スクリーンショット 2020-05-01 1.41.01

 本日、政府が緊急事態宣言の延長について検討に入ったことが伝えられました。明日5月1日の専門家会議を経て正式に決定される見通しで、5月6日までの予定だった都立学校・区市町村立の小中学校における休校措置に関しても、延長となることが予想されます。

 すでに都教育委員会5月8日と9日の休校については決めていたところですが、都民ファーストの会としては、休校を延長するのであれば、混乱を少なくするためにもなるべく早く発表するよう求めており、5月2日か3日頃までには発表できるのではないかと思います。また、休校が延長させることを念頭に、休校措置に伴う区市町村におけるオンライン授業の取組支援や、児童虐待リスクへの学校と家庭が連携して対応、また給食支援などについて要望しております。休校措置の解除基準や授業時間、夏休みのあり方などについても都教育委員会として検討を進めるべく、感染症対策の専門家や教育関係者などを交えた検討会の立ち上げもあわせて求めました。

  新一年生はじめ、新学年・新学期のスタートがすでに大きく遅れていることから、小池知事はかねてから言及をしていた9月入学についての検討も始まったところです。日本独特の年度文化との兼ね合いもあり、これまではハードルの高い議論でしたが、これを機に進みそうです。都民ファーストの会でも、9月入学について調査を研究を始めます。

■子どもたちの学び支援ご紹介

 長期化する休校によって、子どもたちの心身の健全な育成、学び、体力など、親としては心配が募る一方のことと思います。

 東京都では、小学生が一日をスタートさせ、生活のリズムを整え、自分に合った学習を進められるようになることをねらいとした「TOKYO おはようスクール」MXテレビで放送されています。あの子どもたちが大好きな体操のお兄さんと楽しく規則正しい生活を心がけてみてください。

スクリーンショット 2020-05-01 1.49.22

 東京都教育委員会では「学びの支援サイト」も取りまとめております。サイト自体は簡素なものですが、東京ベーシックドリルなど勉強に活用できそうな素材が入手できます。

文部科学省の「学び応援サイト」もぜひご活用ください。非常に充実しています。


■中小企業支援のまとめ

 国、東京都、区市町村から次々に支援策が発表され、中小企業の皆様は経営が厳しいなか必要な支援を得るためにご苦労なさっていることと思います。本日の動画で中小企業向け支援についてまとめて解説しましたので、よければご覧ください。

新型コロナウイルス感染症対策に関する皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。下記フォームからお送りください。

引き続き、一日も早い終息に向け全力を尽くしてまいります。

(執筆:おじま紘平、龍円あいり)