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誰かの目線|日記

流行りの病にかかり1週間寝込んでたからか、余計に過ぎ去るのが早かった2月。三連休が2回あるのは嬉しいけど、その分平日がなかなか慌ただしかった。

2月の日記、今回も主に印象的だった日の記録を綴っておく。

2/10(土)

娘とリハビリがてらいつもの花屋へ散歩。1週間家にこもりきりだったので、やっと外の空気を吸えた。

ワンオペで出かける時は、大体ベビーカーに娘を乗せて出かけることが多い。その方が早いし、圧倒的にラクだからだ。でも、先月読んだ本『センス・オブ・ワンダー』に影響を受けて、娘と一緒に歩いてみようと思えた。

大人の足で往復約40分。娘のペースで歩くとかなり時間はかかるだろうと思ったけど、娘の目線で見える景色を存分に楽しんでもらおう。そういう体験が何より大切だと自分に言い聞かせて二人で散歩に出る。歩道の傍らにある植物を目で見て触れて確かめたり、路上に残る雪を手で触ってみたり、小さなショッピングモールの看板にあるローマ字を見つけたり、歩道の緑のゾーンのみを歩く「みどりゲーム」をやってみたり、娘の目線を追いながらの散歩は大変さもあるけど面白かった。

色とりどりのチューリップが並ぶ。この季節の買い付けが楽しくて買いすぎてしまうと店主が言っていた。

この日は、チューリップ、スイートピー、球根など春らしい花たちを購入。最近、InstagramでもThreadsでも花の投稿が好評で嬉しい。また機会があれば花器の展示会もやりたい。


2/12(月)

世田谷代田のギャラリー&コミュニティスペース「MORSEL」のうつわの展示会へ。ギャラリーへ行く前に、近くの羽根木公園で梅まつりも見てきた。

青空の中、咲き誇る梅が美しかった。

その後、ギャラリーへ。今回の展示会は「マザーアース 大地の器」をテーマに、3人の作家さんの作品が展示されていた。スペイン、岐阜、長野と活動拠点はさまざま。でも、土という共通したテーマがあることで、バリエーションがありながら統一感も感じられる展示会になっていた。

写真はスペインの陶芸家「Clandestine Ceramique」の作品。右下のマグカップも迷った。

私は、岐阜県多治見市で活動されている田中太郎さんのカレー皿を購入。大地の力強さを感じられる土の質感と、スリップウェアのような文様に惹かれた。

土器を買うのは今回が初めて。早速料理のシミができてしまったけど、これを機にゆっくり育てていこうと思う。

岐阜のうつわと聞くだけで親近感を感じてしまう。うつわブランド時代にお世話になった「丸朝製陶所」の代表ともお知り合いのようでなんだか嬉しくなった。久しぶりに手にした多治見のうつわ、まずはカレーを盛り付けたい。

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