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銀行員になって驚いたこと!

 銀行員を目指す方向け!実際に銀行員として働いて驚いたことを書いていきます!実際、都市伝説かと思うことも実際にリアルであったので、「銀行員ってこんな感じなんだな…。」と思って頂ければと思います。

※銀行によって差はあると思います。


①1円のズレがあると総出で探す。

 本当にあるのか半信半疑でしたが、実際に1円でも勘定が違えば総出で探します。

 現在では、15時には支店のシャッターが閉まるので、その後にお金が合っているのか確認します(締め作業と言う)。その時に確認した行員が「勘定が合っていません。」と役席(主任や課長など)に相談すると、役席が再度確認し、それでも合っていなければ足元や機械の下を総出で探します。

 ちなみに書類なども同様で、シュレッターにかけてしまったらそれはそれで徹底的に探します(見たことはないですけど、他の支店では噂でありました。)。まあ、ここは他社でも同様かなと思います。


②1円でも支店内で発見すると交番へ届ける。

 ある日支店内で1円が落ちており、よく1年目の行員が近くの交番に届けることがよくありました。1円でも1万円であっても交番に届けるのは一緒です。もちろん落とした人が特定されなくても、権利放棄が絶対ですので、銀行が受け取ることはありません。

 ここは、コンビニのアルバイトをやっていた時とは違うな…と当たり前ですが感じました(笑)。


③訂正の仕方は二重線と預金の印鑑の押印。

 ここは銀行員として1番面倒だなと思うことですが、お客様に書いてもらった書類で間違いがあると上記の様に、「間違った文字の上から二重線」と「預金用の登録した印鑑の押印」が必要になります。その後、間違えた所の上辺りに正しい文字を書いてもらうまでが一連の流れです。

 もしも、お客様が帰ってしまった場合、再度来店して頂くか、家まで訪問するかになります。コロナ化ということもあり、お客様も過敏になっているので、銀行員としてミスは許されませんので、第三者や役席の確認は徹底することをオススメします。


④法人先の投資信託やリースの付き合い。

 取引先のニーズによりますが、やはり付き合いというのは存在します。というより、銀行員としてもセールスしないと上司から経過を聞かれるので、どうにかして法人先から契約を獲得しないとなりません。

 とはいえ、銀行の経営方針や支店長の最良にもよりますが、取引先のニーズが優先なので無理にはセールス出来ません。そのため、事前準備とニーズの把握がかなり大切です。


まとめ

 銀行になってよかった事がある反面、昔ながらの取り組みも存在しているので、その点は実際に働いて見ないと分からない事かと思います。

 私個人としては、理想通りの銀行像ではあったので、あまりギャップは感じませんでしたが、もう少し効率化すれば営業時間増えるのにな…と思うこともしばしば。IT分野への投資がやっと積極的になりましたので、経費削減と営業時間の増加に伴うコンサル業の改革は、今後も必須となるような気がします。今後の銀行業界が楽しみです。


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