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銀行の現状!

 はじめまして!初投稿となります。ふらっと見ていただけたらと思います。

 さて、前はとある銀行に在職しておりましたが、「将来への不安」や「独立を考えた」時にWEBスキルやコンサルができる様になりたいと思い、転職しています。

 ここでは、銀行員の裏側を話せる部分だけお伝えして、将来銀行に勤めて地域に貢献したい!、銀行に勤めて安定を求めたい!という人向けに情報を発信したいと思います。



①役職がつけるまで銀行によっては給料が安い。

 世間的にもよく言われていたり、就活サイトでも記載があったりとよく目にする内容だと思います。

 実際も主任や課長などの役職に就くまでは少しずつ年収が上がる(自身の業務習得度合いと資格習得状況による)体制になっているので、ぐんと上がるのは役職がついてからになります。

 それまでの実績や業務習得、資格保有状況は役職がついてからも評価対象になるため、継続してノルマをこなす必要があります。


事務作業の時間が多い。

 基本的に、毎日の業務をPC上に入力したり(日誌と呼ぶ)、紙ベーズでの書類整備などが多く、融資を行う際も銀行内で決まったフォーマットの書類に記入して頂く為、まだまだ事務作業が多いです。

 銀行や支店によっては、ペーパーレス化が進んでいる所もあるとは思いますが、本店と支店では進み具合に差があると思います。また、上司への確認が都度都度必要な為、紙ベースで回覧することでリスクヘッジにもなります。そのため、上司によっては従来通りの紙ベースを求める人もいるため、上司にもよりけりです。


顧客の金融リテラシーの高低差が現実で見れる。

 個人的には、この点が銀行としてではなく、人として勉強になったと思っています。

 銀行員ですので、多くの人と出会うことになるのですが(コロナ化でも対面営業は変わりません)、日本自体が欧米やユーロ圏と異なり、金融に関する勉学が劣っています。そのため、住宅ローンの金利や投資に対する認識が乏しいです。

 ただ、中には投資に対する認識が高かったり、金利相場に敏感な人がいますが、こういった人は一般よりも資産が多いように思います。億り人(1億円以上の資産を保有している人、いわゆるお金持ち)も大半はやはり投資などを行っているのが現状です。日本全体として金融教育には力をいれて、親世代も少し調べ勉強することで身につく知識もあるので、興味をもってもらいたいと思いますね。


支店によって方針ややり方が異なる。

 ここは仕事をしていて1番痛感する点でした。

 支店ルールというのが存在しており、ある支店での正解が他の支店ではやり方が異なることがあります。ここに関しては、支店のルールをいち早く確認し、従うしか道が有りません。まあ、時間の問題で統一されるのかなとは思いますけど…(AIの導入やペーパーレス化の推進で見える化が進む為)。

 ここに文句を言う上司も度々いますが、本店までには届かないことがよくあります。顧客からの問題指摘はすぐに手をつけるんですがね…。^^;


⑤銀行によっては預かり資産のノルマが重くのしかかる。

 銀行にはよりますが、預かり資産(投資信託、保険、ideco等)の新規契約や販売がノルマとしてあります。

 法人への融資をノルマに動いている方も預かり資産のノルマが乗っかるので大変です。銀行によっては、預かり資産専用の行員もいるため、そうではない銀行もあります。

 まあ、個人的には花形である融資業務では利益が逆鞘(貸付した金利よりも預金金利として払う金利が多い=利益マイナス)で、預かり資産での手数料収入をプラスにしないといけないのでしょうがない点かもしれませんが、本末転倒な気もします。コンサルティングでの手数料獲得に向けて頑張って欲しいです。


まとめ

 ここまで読んで頂きありがとうございました。銀行に就職したいと頑張っている人も、現在働いている人も頑張って頂きたいと思っています。営業スキルや事務作業の処理スピード、お金に関する知識や人としてのマナー等勉強になる点は多くあり、地域を支えているのは紛れもなく銀行などの金融機関であるのは変わりないので。

 銀行での業務が辛くて辞めたいと考えている人も、自身のキャリアプランやまだやることがあるかをしっかりと見てから、悔いのない選択をしてほしいと思います。

 

 

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