沈黙って難しい。
先日、知り合いから「よければ一緒にどう?」とプロジェクトへの参加を紹介いただきました。そして、この度、そのプロジェクトメンバーと顔合わせをしました。
顔合わせは、互いの自己紹介から始まり、その後、事業とプロジェクトの説明があり、最後に「ご感触いかがでしょう?」と私に質問が投げかけられました。
私はこのような説明を受けるたびに、毎回はっきり言って、「良い」、もしくは「とても良い」という言葉しか頭に浮かばず、大変苦しい思いをするのですが、今回も例に漏れず、同じ心境になりました。
毎回、「何か気の利いたセリフを言えたら、どんなに素敵だろうか…」と思いつつ、喉元過ぎれば熱さを忘れ、今に至っています。おそらく、熱さを忘れていなければ、今頃、喉は焦げつき、熱さすら感じなくなっているでしょう。
ただ、こんな状況をさらに悪化させるのは、こんな私のような人間に限って、何か付け足して言いたくなってしまうことです。そして、論点も言いたいこともまとまらないまま口が開き、素人考えをダラダラと述べてしまいます。
「いかがでしょう?」の質問にも、沈黙で返答した方が数倍良い印象を与えられたと思います。少なくとも、頭が悪いとは気付かれず、「耳と顔が悪い男だな」と思われる程度で済んだでしょう(さらには「ネットの調子が悪い」と思ってくれたら儲けもんですが)。
本当に「沈黙は金」ですね。
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