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Sicknote Page.26 痛みの限界は更新されるのかという疑問はそのまま

手術室へ参りまーす

一通り処置が終わると手術着に着替えて、広い個室に入れられます。
痛み止めとかはないんですが、静かな部屋。
夕方の手術まで、麻酔科の先生や病棟看護師さん、事務の方がやってきて、入院、麻酔の説明や病歴、アレルギーの有無などの問診をされ、腕にストラップを取り付けられます。

でベッドで手術室に移動。
前の大学病院よりは規模が小さいので、御殿のような手術ではなく、鉄の扉のよくドラマで診るような手術室でした。

病棟別途から手術室用のストレッチャーに自分でスライド、ストレッチャーから手術台に自分でスライド。

今回の手術は、事前説明ではおへそを少し正中切開、左下腹部を少し切開、腹腔鏡で手術するとのことでした。
あとで知ったんですが、虫垂炎の日帰り手術もあるんですね。
退院してから調べてみたんですが、腹腔鏡を使った虫垂炎の手術って、なるほどなって感じです。
執刀は外来で診てくれた先生がしてくれるみたいです。

YouTubeで「虫垂炎 腹腔鏡」とかで検索するといくつか動画出てきます。
もろ内臓が出てきますので、ご注意ください。血はそんなに出てこないかな。
例えばこんなのです↓
https://www.youtube.com/watch?v=-8WnbNIS_rg

自分がこういう処置をされたのかはわからないですが、多分こんな感じなんでしょう。

気がつけば終わってる

今回の手術は前よりも手術時間も短い、しかも前は麻酔の導入は静脈からだったんですが、今回はいきなりマスクから吸入でした。

忘れてました。数えるの。漫画医龍の荒瀬門次のやつ。

起きたときには手術室の入り口で、「取ったうやつみますか?これです。」と、透明なケースに入った、黒っぽい茶色っぽい粒みたいなのが薄い膜で3つつながってるのが見えました。

「これが糞石?」

あとは個室に運ばれ、母親の顔を見て、しばし眠りに付きます。

痛みはそれほど。それよりも・・・

痛みはあります。
まぁ切ってますからね。手術直後ですし。

それよりも腹痛が消えているのが驚きでした。
痛みの落差もあったのかもしれないですが、術創の痛みが大したことないように感じる。
むしろ楽に感じる。
以前の手術みたいにめっちゃ痛い感じはありません。
朝にはゆっくりですが、自分で歩いてお茶くみに行ってました。

手術の規模から言えば割と小さいんでしょうけど、もうちょっと痛みを覚悟していたので、なんというか驚きです。

夜1回ナースコールを押して、トイレに言ってみました。トイレしたあともナースコールして、見せなければなりません。
ちなみに今回の手術は尿道カテーテルはなかったです。
あとはひたすら寝ます。

朝の8時になれば水分の摂取が許されるのですが、夜明けに近づくに連れて何故か目が冴えて、口が乾いて仕方ない。早く口を潤したい。含んで吐くだけでもいいから。
これもトップ5に入るぐらいの辛いことでした。

あとこれも不思議なんですが、術後38度ぐらい熱出てたと思うんですが、全然辛くなくて、熱もすぐ引いたんです。
これもやっぱり腹痛との落差なんでしょうか。

なんか色々アップグレードされた感があります。

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