なぜがAJICOが入ってきてた
YouTube Musicで音楽を聞いているとスマホに知らない曲がよくダウンロードして、オフライン再生でなんとなく聴いていると、「こんな曲いれたっけ?」ってなることがあります。
「既聴感」(きちょうかん)
何回も聞くので、知らずに受け入れている曲もあるのですが、何回も再生されている曲の中にAJICOの「波動」という曲があります。
聞くたびに「これ最近の曲?」ってなってたんです。
なぜかというと、最近のはやりの曲っぽくない、でもすごく引き込まれる曲と歌声、そしてどこかで聞いたことがある既視感ならぬ「既聴感」(よく調べたら「既知感」という言葉にまとめられるそうです)。
ずっと気になっていたんで、ネットで調べてみたら納得しました。
AJICOの「波動」はAJICOとしてのデビュー曲で2000年にリリースされているのです。
私はちょうど中学から高校に上がるぐらいのときです。
AJICOというユニットのメンバーも豪華で、引き込まれたあの歌声はUAのものでした。
そこで色々蘇ってきます。
青春時代の音楽番組
中学、高校のとき私が見ていた音楽番組といえば、HEY! HEY! HEY!とかうたばんとかありましたが、土曜の深夜にやっていたJAPAN COUNTDOWNとCOUNT DOWN TV。土曜の深夜といえばこの2つを見て、深夜アニメに流れ込むというのが定番のライフスタイルでした。(ちなみに日曜の深夜にやっていたSHOWBIZ COUNTDOWNというのも見ていました)
特にJAPAN COUNTDOWNが好きで、ナビゲーターがアラン・Jのころから見ていたので、割と初期から見ていたと思います。番組の謳い文句は「音楽ファンのための音楽番組」だったと思います。
多分今でも実家にはこれを録画したVHSが残っているはず。
なぜJAPAN COUNTDOWNが好きだったのか
一つは音楽ランキングの紹介に必ずMVを使っていて、スタジオ演奏などがなかったこと。リリースされた音源が聞きたいって感じだった私には刺さりました。あとMVとか。
もう一つは当時あまりテレビ番組に出演しなかったDragon Ashの独占インタビューを流したり、当時のいわゆるまだメジャーなジャンルではなかったヒップホップ、レゲエ、ソウルなどをよくフィーチャーしていた点。当時の私はそういうのが好きでした。今でこそ聞いている人は多いですが、当時私の周りにはあまり聞いている人がいませんでした。(RIZEとかmihoとか懐かしい)
ドラマ「木更津キャッツアイ」でおなじみ、嵐の「a Day in Our Life」がスケボーキングのメンバー(LowCutsというユニット)によるものだと言うのもこの番組で知ったんじゃなかったかな。
それ以前にスケボーキングっぽいと思っていましたが。
ちなみにこの曲が少年隊の「ABC」という曲をサンプリングしたものだというのは最近知りました。
多分なんですけど、そのランキングにAJICOの「波動」がいて、妙にその時から刺さっていたんだと思います。当時は、妙に耳に残るなぐらいで終わっていたと思います。
その後JAPAN COUNTDOWNは枠移動で日曜の朝になったので、あまり見なくなったのですが、そういう私のいわゆる青春時代を思い出せてくれた曲でした。
どこで学習した?
AJICOは2021年に再結成したそうです。
それはそうとして、Googleすごすぎん?ってなりました。
確かに私のライブラリには私が昔聞いていた曲も多く入っています。でもそこからAJICOの波動をどう結びつけたのか。UAに関連する曲は入れてなかったし、これを導き出す学習素材あったか?って感じです。
とは言っても、色々教えてくれる時代になりました。
使っているのか、使われているのか。
昔は、音楽雑誌や音楽番組、ラジオを聞いて、CDを買ったり、TSUTAYAでレンタルしたりして、カセットテープやMDに録音したものです。PCを手に入れてからはMP3にリッピングして、フリーの波形編集ソフトや音楽編集ソフトを使って、自作のMP3 CDを作ったり、MP3プレイヤーに入れて聞いていました。
いやぁ懐かしい。そんなことを思い出しました。
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