Sicknote Page.24 多くが切られていく虫垂とはどんな器官なのか
「盲腸」って言わないで(自分談)
虫垂炎のことをよく「盲腸」と言いますが、実は盲腸と虫垂は別の器官なんですね。
小腸と大腸のつなぎ目の大腸側に内容物の貯留場みたいなところがあって、それが盲腸、盲腸からピロっと出ている細いものが虫垂というらしいです。
だからこの症状を「盲腸」というのは誤りみたいです。虫垂だけを切除するみたいなので、「虫垂炎」というのが正しいでしょう。
虫垂はなんのため?
気になります。なぜ虫垂は切除されるのか。
記憶が定かではないですが、国によっては虫垂は小さいときに早めに切除するところもあると聞いたことがあります(ほんと?)。
なんか、よくわかってないらしいんですが、腸内環境・腸内細菌に関与している器官だと見たことがあります。
つまり、一応腸の疾患を持っている私にはあったほうがよかった器官?
なぜ虫垂は炎症を起こすのか
カスや異物、糞石(ふんせき)が溜まって起こるみたいです。
私の場合、糞石が3つほどあったそうです。
最初に見てくれた消化器内科の先生も「大変でしたね」とのこと。
前日普通に1杯やって何事もなく寝たのにいきなり発症するんですね。
なんの前触れもなかったよ。
参考:虫垂炎
医療の発達で治る病気は増えているけど、薬がどうやって作用しているかとか(作用機序(さようきじょ)といって、いわゆるメカニズムってことらしいです)、難病や特定疾患以外の一般的な病気でも実はなんで発症するのかわかってなかったり、なんで治るのかわかっていかったりとかすることが多いような印象です。
以前の腎臓の手術後に服用していたアセトアミノフェンにしても「詳細は不明」って感じらしいです。
人間の体って、実は未知なことが多いんだなって思います。
よく「散らす」とか言うけど、、、
あれは「薬で痛みを散らす」って言うことだったんですね。
物理的にちらしてるのかと思っていました。体内で物理的に散ったものがどうなっているのかいつも不思議に思っていました。
薬で散らすと再発のリスクもあるとのことです。
しかも私は中等症だったので、手術適用でした。
手術なら根治できますからね。
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