これ良かったな〜2021
基本的にほぼ家で仕事していました。家と週一勤務とインターネットのゴールデントライアングルです。生活の中で嬉しい気持ちになったり、新たな知見を得られたものを残します。
ニトリ シリコン調理スプーン
カレーとか卵炒めとか作って鍋のふちにボソボソ固まるの嫌だったのですが、このスプーンのおかげできれいに舐めるように取れるので気持ちよいです。
洗う際のめんどくささはあんまり変わらない気もするけど心理的に良いと思います。知らんけど。
ちなみにニトリのは耐熱度が他より高く溶けなくて安心かも。あと他の人はマイナスかもしれないけど、結構重くて安定感あって頼もしい。
ビアレッティ ムッカ エキスプレス
家でラテ的なものが飲みたいので買ってみました。深煎りの豆をエスプレッソ用に極細に挽いて、水とミルクをセットして火にかければふわふわのカプチーノが出来ます。カフェラテも出来る。
（実はふわふわの泡を作るためにはコツがあって、それは①あらかじめミルクを温めることと、②火力を強めること、です。）
家がサイゼリヤのドリンクバーとかスタバみたいになって嬉しい.........。
（Amazonのリンク貼ったけど、公式サイトみてもカタログにないから廃盤なんでしょうか）
PHILIPS メンズシェーバー 7000シリーズ
今まで使ってたやつが使うたびに肌を切り刻んでる気がして...回転式を初めて使ってみました。上位シリーズより肌に優しいらしい。ヒリヒリしなくて良いですね。キャッチコピーが「自信がわく肌へ。 決め手は、切れ味、そして、やさしさ。」ですし。
というか、今までドライ剃りしかしてなかったんだけど、これはウェットもいけるからシェービングフォーム塗って剃るからヒリヒリしないのかもしれない。そしたら別に回転式の必要はあるのか...?それはともかくシェービングフォームを使って剃るとさっぱりするし、肌のトーンが明るくなるしで嬉しいです。
髭剃りというのはシンプルに「深剃り」か「肌へ優しさ」の天秤になると思うので満足するものを見つけられたらラッキーかなと。今は満足しています。
大山 海 『奈良へ』
漫画です。マジでヤバかった！
奈良を中心に繰り広げられる若者たちの群像劇です。これ以上何も言いたくない。
木澤 佐登志 『失われた未来を求めて』
第十一回 議事堂の中のシャーマン――虚構の時代の陰謀論
日常をテーマパーク化するディズニフィケーションの話から始まり、自己啓発としての陰謀論、そしてスピリチュアル....と論が展開される。マジで面白いがショッキングでもあります。真実を求める気持ちの延長線上に陰謀論があるのか？それでも社会を人びとを信頼していきたいけど。
高島 鈴 "われらは傷を修復する――『進撃の巨人』論"
左的な革命の目線で歴史をキーワードに『進撃の巨人』を読み解いていく。歴史の捉え方でこんなにも人々の行動に影響を与えてしまうし、それは善悪の物差しでは計れない。遺恨を残さずにどうやって次の世代にバトンを渡せるのか…この森から…進撃の巨人ではこの葛藤が描かれていた。しんどい。別の作品ですが『チ。』の作者、魚豊先生は登場する人々を善悪ではなく、「憶えておこうとする人」と「忘れようとする人」で描いていると言っていて慧眼です。そこをキーワードにもう一度読み直したいな〜。
アニメのファイナルシーズンも楽しみ。
なおネタバレありなので最終巻まで読んだ方におすすめです。
Slipknot "Duality (Bossa nova Version)"
なんなんだよと思いつつ、おもしろボサノヴァアレンジと映像の組み合わせの良さ、そして際立つ良いメロディ......
武満 徹 『夏の妹 』
古い作品ですがどなたかのツイートで知りました。大島渚監督「夏の妹」のテーマ曲。武満徹ってソフトロックもやるんだ...という衝撃もあり。今年は個人的にソフトロックに向き合った一年でもあったので（初めて意識してVan Dyke Parksやブライアン・ウィルソンを聴いた。やっと良さがわかってきたし、今まで聴いてこなかった過去の名盤を聴いたら今の音楽をもっと楽しめるんじゃないかと思っている。「そういやグループサウンズって聴いたことないな」と思って、それこそスパイダーズとか寺内タケシとブルージーンズとかを聴いたのですが、まあすごくかっこよくて。当時のブームは短かったみたいですが、日本に新しい風が入ってきたんだろうなと感じるところが良いなと。youtubeでGS動画を漁ってたら、この動画でGSブームが来る前に実は偽物のビートルズが来日していて、その時日本に初めてベースアンプが持ち込まれ、さらに各楽器のアンプにマイクを立てるといった現在の音響システムが持ち込まれていたという話が面白かった。あまりの低音のデカさにマジでビビったとか。そこで電気的に増幅された低音を聴いて感動したわけだ。いい...マジで良すぎる...え、てか日本の現代の音響システムの歴史の始まりはビートルズじゃなくて偽物のビートルズだったの！？今年いちばんびっくりした話だわ...勘違いかもしれんけど....）なんか刺さりました。
本沢温泉
7月くらいに行って来た、八ヶ岳にある温泉。駐車場からアブとか色んな虫にたかられながら2時間歩いてたどり着きました。標高2150m。
ほぼ鉄？みたいなお湯の温泉で、ほぼ火傷みたいな温度の湯。信じられないくらい身体がポカポカして新体験だったかもしれない。
山小屋に泊まってさらに2時間半くらいかけて硫黄岳も登ったけど良かった。登ってる時は帰りたくて仕方なかったけど、頂上に辿り着いた時はその苦しみを越えていく達成感があります。なんなんでしょう。
ありがとう2021
そんなわけで今年もいろんな方のお世話にお世話になりました！ありがとうございました。また会おうね〜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？