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御苗場2023

御苗場とは・・“自分の未来に苗を植える場所”

“自分の未来に苗を植える場所”それが「御苗場」の命名理由。出展することそのものが価値となり、自信となり、夢を実現できる場所を作りたい。楽しむだけでもなく、競うものでもなく、夢へ挑戦したすべての写真ファンの勇気を称えたい。そんな思いから、一人一人が輝く場所となることを目指していきます。

御苗場のホームページより https://onaeba.com/

写真表現が楽しくて、その可能性を探っています。8人のコネクターのみなさんからアドバイスをいただけるというポートフォリオ・レビュー形式で、御苗場2023が開催されるとのことで、参加してみることとしました。

コロナ禍を経た「now」今 を表現するというのが今回のテーマです。
御苗場の募集を読んだのが7月はじめで、このテーマの作品を作るには8月の開催までに間に合わないと思い、最初は参加しようとも思わなかったのですが、軽井沢フォトフェスト(KFF) でクリエイティブディレクターを務めていただいている野辺地ジョージ氏やKFFの他の仲間も参加するということで、私も参加することとしました。
野辺地氏によると、米国でもこういったポートフォリオ・レビューに。数万人のフォロワーがいる著名な写真家さんも参加されるとのこと、野辺地さん始め写真家として著名な方も挑戦するとは驚きなのですが、その謙虚な姿勢と向上心に感化され、後がない私の年齢を考えると、恥もなにもないと思い、挑戦することとにしました。参加してみると、すでに多数の写真展を開催経験のある方々も多数参加しています。

さて、今回の課題、コロナ禍を経た「now」今、ですがそれをどのように表現するのか、はなかなか難しいとは思ってのことでしたが、7月半ばからあちこちを彷徨い、コロナ禍を経た「now」今を象徴するようなシンボリックなシーンを撮影してみました。
コロナ後のNowというお題を考えたとき、「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」、という川端康成の小説の書き出しが頭をよぎりました。雪国の言葉を頭に置き、街中を散策し、今の社会の特徴となるものを撮影し、写真集としてまとめてみました。撮影の方法は私の普段の撮影方法とはちょっといつもと違う方法で、しかも、写真としてこれでいいのかというような写し方で挑戦してみました。レビュアーの皆様に、そのような手法での撮影はあまりみたことはないと言っていただいたので、この手法、少々今後も追求してみたいと思います。

1) 出展写真集の表紙

レビューは、山田裕理氏(東京都写真美術館学芸員)、佐藤正子氏(写真展企画制作)、出町尚美氏(『コマーシャル・フォト』編集部)の3名によるレビューをしていただき、素敵なアドバイスをいただきました。


2) 山田裕理氏(東京都写真美術館学芸員)レビューが終わって
3) 出町尚美氏(『コマーシャル・フォト』編集部)によるレビュー


4) 佐藤正子氏(写真展企画制作)によるレビュー
5) 野辺地さんと

写真は、写真家で成蹊大学教授の塩澤一洋氏によるものです。
<御苗場>
2023年8月19日(土)10:00~19:00 
2023年8月20日(日)10:00~17:00

会場は、 72Gallery
東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1F
東京メトロ銀座線 京橋駅 徒歩3分

なお、表紙の写真、3)〜5)の写真は、塩澤一洋氏の撮影です。

追伸

レビューでいただいたアドバイスを受け、一部写真の差し替え等をし、写真展を開催することにしました。


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