見出し画像

写真展:コロナ禍後の『NOW』 開催のお知らせ

2023年10月11日(水)〜11月10日(金)

長いトンネルを抜けると‥‥
絶望?それとも希望?決めるのはあなた


写真展:コロナ禍後の『NOW』のご案内

会期:2023年10月11日より11月10日
   火曜日は定休日です。
会場:エホンゴホン堂ギャラリー(軽井沢)
入場無料
アクセス:

イベント:蒼井大地コンサート:2500円 ワンドリンク付き
11/4 :Tom Farmountとともに写真と音楽のコラボユニット(PhotoCello)を結成している蒼井大地さんがエホンゴホン堂ギャラリーでコンサートを開きます。
13時開場・・13:30分開演
15時終了
お申し込みは、ここからお願いします。
11/4 蒼井大地コンサート希望とお申し出ください。

写真展の概要


2023年夏、終わったことにしたコロナ禍。あちこちで久しぶりのお祭り。コロナ前に戻ったような喧騒。しかし、何かが変わった。川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった。」が頭をよぎる。長いコロナ禍で何かが変わっていた。マスク姿が依然と残る。街は異常気象の暑さで日傘が目立つ。学生は学校に戻り、人々の活動も復活した。外国人の姿がやけに多い。戦争の足音、円安とインフレ。分断と格差。孤立し、希薄化していく人間関係。様々な問題がコロナ禍により増幅されたのか、その変化の片鱗を探して街を彷徨うと、社会がどんどん希釈化され薄まっていくように感じられる。その現実をスーパーハイキー写真で表現してみた。真っ白な世界で、危うさはマスクで隠されてしまったようだ。コロナ後の世界を悲劇にするのか希望にするのか、それは私たちのこれからの行動・生き方によるのでしょう。
さて、あなたはどう生きていくのでしょうか。

トンネルの向こうは真っ白な世界

制作理由・・・何故、撮ろうと思ったのか

新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の「now」今 の社会を観察すると、コロナ禍での自粛の反動か、あちこちで祭りが華やかに行われ、多くの人出が見受けられる。しかし、感染者が減ったわけではなく、まだまだマスクを捨てられない。同時に、異常気象による猛暑、大雨による水害、円安、インフレと様々な問題が起きている。世界に目をむけるとウクライナ戦争、各地の内戦、対立と分断。様々な問題がコロナ禍により増幅されたのか、もはやコロナ禍前に戻るものではない。その変化の片鱗を探して、街を彷徨うこととした。社会がどんどん希釈化され薄まっていくように感じられる現実。


商店街は猛暑で人が少ない、日傘が目立つ

制作方法

コロナ禍後の「now」今 に見られる景色を、露出オーバーで白飛び領域を増やしたスーパーハイキーで撮影。
何故そうしたのか・・希釈化され薄まっていく現実を、薄くなったカラー写真で表したかった。
伝えるための方法・・今の社会の特徴的な現象を含む被写体を街歩きの中から選び、撮影した。

伝えたかったこと


・・コロナ禍が終わって元に戻ったような錯覚から抜け出し、世界で、日本で、そして自分において、それぞれ何が変わってしまったのかを自問自答し、本来あるべき姿は何かを考えてもらいたいということ。

貧困、分断と孤立の問題、さらに、ウクライナ戦争、南シナ海における力による現状変更の試み、台湾問題など、戦争の足音が聞こえるようになってきていることは憂慮すべきことである。これらにどう取り組んでいくのか、考える機会になればとも思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?