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学びの場としての軽井沢フォトフェスト

軽井沢フォトフェストという写真祭

筆者は、2023年から軽井沢にて開催されている写真の野外展示写真祭に実行委員として参加している。この写真祭は、2022年に軽井沢にて知り合った写真家の野辺地ジョージ氏と意気投合して開始された写真祭です。野辺地ジョージ氏がクリエイティブ・ディレクターに就任し、その監督の下、当方は運営側の責任者として2023年には初代実行委員長として、2024年は事務局長として活動しました。

軽井沢フォトフェストのホームページはこちら

軽井沢フォトフェスト2024の様子はこちら

学びの場としての軽井沢フォトフェスト

軽井沢フォトフェストでは、野外展示だけでなく、会期中にさまざまなイベントを企画しました。詳細は下記をご覧ください。

これらイベントでは、いずれも魅力ある学びができました。
さまざまなレクチャーは、今回限りではなく、今からでもビデオ・パスをご購入いただければ、ご覧いただくことが可能です。

ビデオ・パス:(開催およそ1ヶ月後に、編集・テロップ加筆後に公開・永久アクセス可)¥12,000(税込で¥13,200)。遠方の方でもYouTubeアカウントを通してご覧いただけます。お申し込みはこちらです。


レクチャーだけでなく、実践を伴うワークショップも大変魅力的でした。特に、柴田敏雄氏によるポートフォリオレビューで、「ご自身の写真を大きく引き伸ばし、何度も見てください」という言葉は印象的でした。

また、KFFのクリエイティブ・ディレクターの野辺地ジョージ氏も学んだという、BRETT L ERICKSON氏による ワークショップ「日米写真哲学」では、写真表現を構築する方法を学ぶことができました。
この記事のトップ掲載の写真は、Brett氏のワークショップ中での写真です。右のシルエットはBrett氏。

https://www.brettlerickson.com/


日本の写真教室では、露出をどうするとか、構図には3分割法があるとか、表現のための技術的なことが中心となりがちですが、ここでは、写真表現の意味など、考え方を学ぶことができました。サム・エイベル氏が写真をBuildすると言っていたことの意味が、Blett 氏の講義でより深く理解きたように思えました。

軽井沢フォトフェスト2025へ向けて

軽井沢フォトフェストに関わることで、写真に対する考え方、見方が大きく変わりました。それは、私だけでなく、この場で学ぶ方に共通した意識ではないかと思えます。
写真の奥深さを学び、さらに、写真表現を極めたい方、また、単に写真を楽しみたいという方ももちろん、軽井沢フォトフェストに集うことで、大きな学びを得ることができるでしょう。
軽井沢フォトフェスト2025でも、さらに、魅力的なイベントが開催されることになると思います。
来年に向けて、作品作りのために、軽井沢および、周辺の応募撮影地域に出かけてみませんか。



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