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空想の部屋2021展

チェリストで作曲家の蒼井大地さん。その蒼井さんと最初に出会ったのは、軽井沢のとある喫茶店でのプチ・コンサートであった。その優しい・癒しの音色に時を忘れた。Facebook Friend として繋がってから一年ほど経った頃であろうか、蒼井さんから連絡があり、新作のCD、Healing Cello V を発表するので、フォトブックを作成し、それをCDの付録として添付したい、ついては、その写真を撮ってもらえないか、との申し出があった。

Facebook での私の写真投稿を見ていて、そのテイストを気に入ってくれたとのこと。 こうして、蒼井さんとのコラボが始まったのであるが、次の申し出は、さらに、動画を撮りたいとので協力して欲しいとのこと。動画については自信はなかったが、良い機会をいただいたと思い、挑戦することとした。 どうせやるなら、銀座で個展をしよう、とあえて高い目標を設定し、挑戦することとした。 テーマは、Healing Cello V にも収録されている、蒼井さんのオリジナル曲、「空想の部屋」。思い付いたのは、宮澤賢治の「セロ弾きのゴーシュ」と「銀河鉄道の夜」。信州で地道に活動する蒼井さんの姿は、まさにセロ弾きのゴーシュのようである。その蒼井さんが空想の世界に飛び込んだらどうなるだろうか。軽井沢駅前には、廃線となった草軽鉄道で走っていた小さな電車が展示されている。その電車に乗って軽井沢他を様々巡り、台地、石、水、空、草木を相手にチェロで語りかける。そんな世界を表現できればと、撮影をしてみました。 静止画の作品と動画の作品が完成。
2019年7月22日~7月27日に:空想の部屋・チェロと写真のコラボ展として銀座REVERSEにて開催させていただきました。

今回は、撮影地の軽井沢での展示です。内容も少々改訂してみました。空想の部屋のイメージが伝われば幸いです。会期は2021年8月19日〜9月20日 空会場はエホンゴホン堂ギャラリー(火曜日定休)です。 

エホンゴホン堂 https://www.ehongohondou.com/

空想の部屋2021DM_R

空想の部屋の物語は、軽井沢駅前にある、この動かない小さな機関車から始まります。

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エホンゴホン堂での蒼井大地コンサートの様子です。

空想の部屋のミュージックビデオです。

この中で演奏されている「川面の五線譜」は、Tomが撮影した写真に蒼井さんがインスパイアされて作曲された、本当のコラボ作品です。

静止画による作品展はまた、別の印象を与えてくれるかもしれません。お楽しみいただければ幸いです。

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