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写真とは何か、色々な写真論がありますね。自分としては、写真でどんな表現が可能なのか、写真で表現を「創作」するってどういうことで、どういう意味があるのか、などに興味があり、色々と考…
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#写真が好きな人と繋がりたい
記号としての写真は、撮影者の意図+鑑賞者の解釈で成り立つ
前回の記事で、写真は文字と同等であるとした。文字はまさしく記号だから、写真もまた記号なのである。
写真=撮影者の意図+鑑賞者の解釈で成り立つ
写真が文字と同様の機能を発揮して撮影者の意図を他に伝えるのであれば、それは、文字と同様、「記号」である。
しかし、文字は明確にその意味を他人に伝えることが可能であるのに対し、写真は、その意図するところの解釈を、その見る者側にある程度委ねなければならない。
良い写真とは何か・・その2(文学や書道と比較すると写真の意味がわかって来た。)
はじめに
まず、この話は、良い写真とは伝わる写真である、ということが前提の議論であることを、述べておく。
では、伝わる写真は全て良い写真なのか、というと必ずしもそうとは言えないだろう。
何が伝わったのか、その伝わった内容次第で良し悪しが決まると思うのだが、いずれにせよ伝わらなかったら始まらない。
伝える手段と写真の関係
自分の主義主張を相手に伝えるとき、何を使えば良いか。手っ取り早い