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14 ファッション迷子を脱却する|とりあえずラルフローレン着とけ

46歳・女性・おひとりさまが、最高の50歳になるためにしたい100のことをやっていく体験レポートを書いています。

今回は14個目「ファッション迷子を脱却する|とりあえずラルフローレン着とけ」


30代後半から続く、ファッション迷子。

何を着ていいかわからない。

50歳になる前に、この迷子を脱却したいと思いつつ、でも、ファッションのことを考えるのがめんどくさい。

そもそも、私が好きなのは、ドレス(結婚式のお呼ばれや、華やかなパーティとかで着るドレス)とコートのみ。

ドラマティックなアイテムが好き。ドレスは1枚でもう主役だし、コートも「脱ぎ着する」というアクションがドラマティックだからいい。

でもさ、ドレスなんて、着る機会がないし。時代は温暖化でコートの出番も少ない。

こんなんだから、ファッションに興味無くなっちゃったのかもしれない。

でも、あまりにどうでもいい格好してたら、それはそれで自分に自信がなくなる。

というわけで、これが本音。

あんまり考えずに、様になる服を着たい!!

あぁ、これぞ、おばさん化なのだろうか。マインドがどっぷりおばさん。

まぁ、でも、本音だからさ、仕方ないじゃん?

じゃあ、考えずに着る物を何にしようかなって思った時に、ラルフローレンが浮上してきた。

理由は2つある。

理由の一つめ。断捨離したときに気がついたのだけど、10年前のシャツが今でも着れるのはラルフローレンだけだったのだ。

大企業でキャリアウーマンしていた時に、シャツはよく着ていた。

THEORY ブルックスブラザーズ、MiuMiu、Paul Smith…、いろんなシャツを試してきた。毎年買っていたアイテムだった。

その中で、唯一残ったのが、ラルフローレンのシャツだった。

他のブランドのシャツは、数年で着れなくなったのに、ラルフローレンのシャツは10年着ても、今も現役。

ヘタレない。汚れない。

すごくない?

他のシャツは、汚れたり、なんとなくヨレっとして着れなくなってしまった。

ちなみに私が持ってたのはこれ。薄いブルーと白の縦縞のシャツ。

ラルフローレン公式HP

質がいいんだと思う。ラルフローレンのシャツは買いだな。と思った。

あともう一つの理由は、子供時代の思い出で、ラルフローレン着とけば、間違いないっていう刷り込み。

私は家族でアメリカに住んでいたことがある。90年代、父の仕事で転勤したのだ。

ミシガンの田舎。ミシガンのアメリカ人は、日本人やフランス人のように、オシャレじゃない。

ジーパンにTシャツ、背中にリュック背負って、靴はスニーカーかローファーだった。みんな、同じ格好をしていた。

スカートを履いて学校にくる子なんていなかったよね。そんなの履いていったら、今日はどうしたの?って聞かれちゃう。

そんなアメリカ人の中で、ラルフローレンは特別なブランドだった(少なくとも90年代のミシガンの田舎では)。

とりあえずラルフローレンを着ていたら、「しっかりした人」「きちんとしている人」「いいものを身につけている人」というイメージがあった。

子どもだけじゃない。大人がまさしく、そんな感じだった。

胸にポニーのマークつけていたら、とりあえずOK、合格。わかってるじゃん。

みたいな感じがした。

ラルフローレンは、アメリカ人の誇りよね。

当時、小学生だった私に、強烈にその印象は残り続け、今でもラルフローレン着てる人は、なんとなく「きちんとした人」に見えてしまう。

こんな2つの理由で、私はラルフローレンを制服(何も考えずに着る服)にすることにした。

こんなにオシャレな東京に住んでいるのに、90年代のミシガンの田舎の価値観で生きるのもどうなのかなって思うけど、とりあえずね、とりあえず、とりあえず。

というわけで、今年はこの3点を買って着回している。

黄色いシャツ。夏でも、袖をまくってきている。

とりあえず、襟がついていれば、ちゃんとしてるでしょ?という安直な考えで、どこでもこれで出かける。

ラルフローレン公式HP

そして、白のシャツワンピ。真っ白だったら、漂白できるっていうおばさんマインドで購入。これも、私の中で「きちんと」寄りなアイテム。

ラルフローレン公式HP

ワンピースと共布のベルトがついているけれど、これはあまりにカジュアルなので、革のベルトをつけて、ヒールをはけば、きちんと感アップ。

そして、カジュアルなTシャツ。
Tシャツだけど、胸にポニーがついているだけで「きちんとした人」になれる夢のアイテム。


ラルフローレン公式HP

私は、ジーパンに合わせちゃってるけれど、キレイめなパンツに合わせたら、きちんと感あるね。

暑くなる前に、私はこの3着を大人買いした。

とりあえず、この3着持っておけば、夏越せるっしょ。という強い安心感に包まれてた。

ただ、実際に着てみると、あることに気がついて別の不安が出てきた。

この3着をよく着ていると、「きちんとした人」というよりも、「ただのラルフローレン好き」になってしまうのではないかと。

それは、なんか違うな...。

3着は買いすぎだったかもしれない。むむ。

ファッション迷子は、まだまだ続く…。


読んでくださり、ありがとうございます(^^)/
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