誰もがサッカーを楽しめる社会を目指して
インクルーシブフットボールフェスタ神奈川2024が神奈川県立スポーツセンター アリーナ2(藤沢市)にて開催された。7回目の今年は、以下6競技で行われた。
アンプティサッカー(切断障害)
ブラインドサッカー(視覚障害)
電動車椅子サッカー(重度障害)
CPサッカー(脳性まひ)
知的障害者サッカー(知的障害)
ソーシャルフットボール(精神障害)
アンプティサッカーは、片足でのボール操作を中心に体験が行われた。ブラインドサッカーはアイマスクをつけてボールを蹴ったりシュートする体験、電動車椅子サッカーは、自身で車椅子を操作しながらボールを蹴る体験が行われた。CP /知的/ソーシャルはミニゲームをチームに分かれて楽しんだ。参加者・スタッフともに笑顔でサッカーをしているのが、とても印象に残った。
(一社)神奈川県サッカー協会河野雅道専務理事に伺った。フェスタの開催目的は「共生社会実現の一助になれば。神奈川は、日本障がい者サッカー連盟(JIFF)が決めている7種目が全てある珍しい地域。競技人口が増えてほしいと思っています。今日参加した子どもたちがまた 1人でも2人でも参加していく。もしくは参加した健常者が広めてもらえたらすごくいいと思います」と語った。「さらに神奈川はJリーグ、WEリーグのチーム数も多い。コラボすることは多いが、マリノスのフトゥーロ位で、なかなかチームを持つところまではいかない。大々的にやるところまでは至っていない」と課題も口にした。今日の参加者については「今日は参加者が50人弱で、Y.S.C.C.も後から参加して結構な人数になった。今年特徴的だったのは、保護者の方がフロアレベルに降りて、間近で お子さんと一緒にやったり、ご覧になったりしているのが多かった」と振り返った。
来年も、神奈川県立スポーツセンターで開催されるので是非参加してみてはいかがだろうか?
以下写真で会場の様子をご覧ください。