見出し画像

のらねこ、人との距離の縮め方が分からない

当たり前のことを言うようで恐縮ですが、とりわけ初対面に近い人との距離の詰め方って難しいです。
警戒しすぎると友達を作ることもできないけど、だからといって詰めすぎると、知らないうちに嫌われてしまう。

そもそもさ、
若い頃ってどうやって友達作ってたんだっけ。。。???

――いつもお読みいただきありがとうございます。
あるいは初めましての方、久しぶりの方も、皆さん嬉しいです。
僕は目標管理Webサービス Project Sylphius の開発・運営をしています、TOMCAT HEART の中島です。

一生懸命やってるのに誰も分かってくれない。
なんだかいつも孤独な気がする。
いつもそんな考えに捕らわれがちな人に必要なものは、脳内お友達を作ることではありません。
“目標管理スキル” を学ぶことです。

目標が管理できないから、自分にとって本当に必要なものが巧く手に入らないのです。

この のらねこに何ができる? では、人生の諸問題を何でも解決できる魔法 ≪目標管理≫ について、なるだけ多くの皆さんにお伝えすべく、僕自身が立案して僕自身でやってきた色々なことを、なるだけ面白く書く趣旨となっています。

現在はシリーズ “のら心理学者は人間関係なんとかできる?” をお送りしています。
セルフブランディングや人間関係を作るコツを理解してもらうことで、人生のトラブルを防いでいただけたらと思っています。

シリーズの執筆計画:
1. 勘違いされる人が勘違いされる理由
2. あなたは自分が何者か分かってる?
3. あなたはいったい何がしたい人?
4. 間違ったことを正しいと信じてない?
5. “がんばる”ってつまりどういうこと?
6. “友達を選ぶ”ってどうやるの?(今回)
7. “社会的立場”ってそんなに大事?

過去のバックナンバー


1. 友達作りの基本は“共通点探し”

大人になると、友達はできにくくなります。
子供の頃は日曜日に一緒にいる友達なんていくらでもいたのに、社会に出てからはバッタリ、なんて人も多いでしょう。

昔はできていたことが今できない理由としては、そもそもの出会いが少ない、仕事が忙しい、といった理由もあると思います。
ですがそれに加えて、“大人同士は互いの共通点が少ない” という事情もあります。

一般に ≪子供が好むもの≫ って限られてますよね。
マンガ、アニメ、アンパンマン、戦隊ヒーロー、プリキュア、恐竜、ゲーム、ポケモン、などなどなど。
もちろん数えればそれなりの数はあるけど、少なくとも自分の好きなものを、身近な友達も好きというケースは、大人より確実に多いです。

それが大人になるとどうなるでしょうか。
私の場合、高校時代はパソコンが好きで、友達もパソコン関係のつながりばかりでした。
ですが今では、それが好きな人は、少なくともプライベートにはいません。
誰でも使うようなものなんだから、近場にちょろっといてもいい気がするんですが、それでも周囲に誰もいないんです。

それどころか、一見すると間口の広そうな趣味である ≪美術≫ ですら、共通の友達が(プライベートには)いません。
みんな小さい頃はお絵かき大好きだったはずなのに、大人になるとそんなもの誰も興味を示さないのです。
少なくともネット外のリアルな付き合いではね。

なんでそんなことになるかって、大人は趣味の選択肢が広いからです。
みんなが好き勝手にバラバラな趣味を選んだ結果、自分と同じ趣味の人が周囲にいない、という状況になってしまうんです。

これが、文明が発達して人類のコミュニティが拡大しても、1人1人の友達の数は増えないカラクリです。

人間は、周囲の人と ≪共通点≫ を見つけると、それを足がかりに仲良くなっていく生き物です。
ですから自分との共通点のない人しか周囲にいない人は、友達を増やしようがないんです。

ですが、だとすると??

そう。
友達を増やす理屈は実はとてもシンプル。
初対面の人に、『自分と共通点がないか』という主旨の質問をしまくればいいんです。

え? そもそもの出会いがない?
いやいや、SNSで「おはよう」って挨拶する人くらいいるでしょ?
近所で買い物くらいするでしょ?
会社に行けばまだ話したことない同僚だっているでしょ?

もちろんそれらの人に急に話しかけたら引かれるけど、
でもそれはしゃべる機会がそもそもないってことじゃないよね。

別に一生の親友を探せっつってんじゃないんだから、物理的に人が存在する限り共通点探しはできますよ。
その中でも何度も会う人ならチャンスはいっぱいあるわけで、雑談に持ち込む必要もありません。
一言二言会話することを繰り返して、徐々に相手を探ってもいいんです。

2. 初対面の人にしてよい話題

初対面の人とは、せっかくなら仲良くなりたいもの。
もしその人とプライベートな話をする機会に恵まれたら、チャンスは活かしたいですよね。

でも、どんな話題ならやっていいのか?
せっかく思いついた話題も、相手は嫌がるんじゃないか?
というより、そもそも話題が思いつかない。
そういう人は多いです。

ですが残念ながら、そんな考えで尻込みしてしまう人は、実は単純に考えすぎなんです。
初対面の人と会話をするには、人間としての当たり前の前提を2つ思い出すだけで、話題は必然的に出てきます。

  • 初対面の人とは表面的な会話しかしようがない

  • 褒められて喜ばない人はいない

この2つです。

1. 初対面の人とは表面的な話しかしない

そもそも前提として、その人とは初対面なわけですから “表面的な話題しか出しようがない” と思いませんか?

表面的な情報とは、

  • 髪型

  • 服装

  • アクセサリー

  • 天気等、その場の状況・昨今のニュースに関する話題

  • その人が直前まで行っていた行為に関する話題

このような、ようするに “見れば一目瞭然で分かる” 話題のことです。

初めて会う人とは、当たり前ですが初めて会ったのですから、そもそもそんなに突っ込んだ話題は出しません。
ちゃんと仲良くなりたいならなおさらです

ですから表面的な話題のことを『薄っぺらくてつまらない話』と思い込んでいると、他人と仲良くことは絶対にできないことになります。
なぜなら、初対面の人とは薄っぺらい話をするしかないのが当たり前ですが、だとしても、それがつまらないなんて事実はないからです。

初対面の人って、凄い薄っぺらい話が2~3回リレーできただけでも、楽しくありませんか?

2. 褒められて喜ばない人はいない

はい。
褒められて喜ばない人はいません。

もし「そんなことはない。俺が褒めたって世の女の子はキモがるだけだ」と思ってる人がいたら、その人はきっぱりと鬱アニメの見すぎです。
じゃあ、オマエ女の子をちゃんと褒めたことあんの?
って聞くと、そういう人はだいたい「ない」と答えるはず。
もしくは、大昔に意地悪な女の子から意地悪されたときの記憶を引きずってるか。

重ねていいますが、世の中には褒められて嬉しくない人はいません。
これは絶対です。
なぜなら、人間は褒められることが人生の目的だからです。

たしかに褒められるのが苦手という検索をすると、『世の女性の20%は褒められるのが苦手』なんてデータが出てはきます。

ですがこれらの記事では、褒められるのが苦手というその本人が、どんなことで褒められたために苦手になったのかという経緯の部分に言及することがほとんどありません。
みんな判で押したように『そういう人は自己肯定感が低いから』という謎の結論に持っていきたがります。
こういう記事を見るといつも、「人間分析の記事なのになんで環境要因を検討しないの?」って思います。

だってそうじゃない?
その人が褒められるのが苦手になったってことは、少なくともその人の人生に最低1人は “褒め下手な人がいたことがある”はずですよね。
そういう人が周りに1人もいない健全な育成環境で育った人が、何の理由もなく褒められるのが苦手になるはずがありませんから。

人間の自己肯定感は、何の理由もなければ自然に下がったりしないんです。

んで、
もちろん他人の自己肯定感をゴリゴリ下げる鬼畜生野郎にはいろんなパターンがあるわけですが、そういう人の中に ≪褒め下手な人≫ というケースは確実にあります。
鬼畜生としては割とライトな部類なだけに余計達が悪いとも言えます。

けど、褒め下手な人ってどんな人でしょう?
多分だけど、トンチンカンなことで訳の分からない褒め方をする人とかじゃないでしょうかね?

「君のいいところは髪の毛のアホ毛だ!」
「君、自転車乗るの上手だよね!」
「君ってさ、おっぱいがペッペップでポロロッカなのがいいよね!」
「君、日本語上手だよね!」
などなど。

。。。。。え? どゆこと????😕
こんな意味の分からない褒め方を10年され続けて育ったら、そりゃあ褒められるの嫌になるよwww
最後のヤツとか絶対バカにしてるよね?

じゃなくて褒め言葉は、“本人が根拠を理解できていること” について褒めることが重要です。
女の子が適当なモン適当に「かわいい」とか言いまくるのとは違うんですから、目についたものを適当に褒めればいいわけじゃありません。

本人が褒められる根拠を理解していること。
つまり、本人ががんばって良く見せようとしている部分のことです。

髪型が特徴的な人は、髪型を褒める。
ちょっといい服を着ているなら、その服を褒める。
アクセサリーがステキなら、それを褒める。

そういうポイントを巧く言い当てたとき相手は喜んでくれるのです。
褒め言葉でありさえすればなんでもいいのではありません

つまり褒め言葉は適当に薄っぺらいことを言うんじゃなくて、本人が褒めてほしいと思っているポイントを見つけたら “隙あらば言う” ものなんです。

3. 初対面の人との会話のコツ

初対面の人とプライベートな会話のコツは、『その人との共通点を探す』『そのために褒める』の2つ。

相手と自分との共通点を探すためには、とにかく質問をすることがポイントになります。
質問しないってことは、それは相手に「私はあなたに興味ありません」って言ってるのと同じこと。
だから初対面なのに質問しないってのは、実はとても失礼なことなのよ。

それから、褒めること。
褒める場所は、
 褒められる根拠を本人が理解している場所
  ⇒ つまり、頑張って良く見せようとしているように見える場所
   ⇒ つまり、褒めて欲しそうな場所。

そういう場所を “わざわざ探して” 褒めることが大事。

褒める場所が見つけられないってことは、つまりその人と自分に共通点がないってことでもあるでしょ?
だから何も褒めないってことは、「あなたと仲良くする必要性を感じていません」と主張しているのと違わないワケ。

ゆえに初対面の人との会話のコツは、

  • その人との共通点を探す

  • そのために褒める

の2つだけなワケ。

ね?
簡単でしょ?

。。。いやゴメン、簡単ではないよね😅
でも、がんばればできそうな感じくらいはしてきたでしょ?

[広告]
ここまでお読みいただきありがとうございました。
僕が開発・運営している 目標管理アプリ Project Sylphius は、目標設定・アイデア出しのお手伝い・ジャーナリング・自己分析機能などなど、あなたの挑戦・あなたの仕事が楽しく続くWebサービスです!
無料・無期限でプロジェクト2つ作れます。
1度お試しください。

TOMCAT HEART / 目標管理アプリ Project Sylphius

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?