宗教を巡る問題 1.布教の体験談

宗教の布教というのは、従来は宗教者が教化者として信者に教えを説き聞かせることが基本で、信者の悩みや課題を傾聴することが後回しになってきたと思います。

これは信者の悩みは貧しさや病気、人間関係などであるので、このようなものは宗教の対象外なのです。

宗教の教えで"徳化"され人格が向上するというのも、そういう信仰があるという話で、解脱や聖人になると言われれば、信仰上のことだとわかりやすいのですが、「人格向上」セミナーとかだと、もっともらしいので騙される人が多い訳です。

まあ、健康食品みたいなもので、精神的なプラシーボ効果で自分の人格が
向上したと思えるならそれで、良いのでしょうね。

最近、巷を騒がせている統一云々という宗教ですが、私の知人が勧誘され、
かなりハマっていたので、助けに行ったことがあります。
教団側からは、まず、教団の動画(ビデオ)を見て、その後、講師の
レクチャーを受けるのですが、なんでこんなものに洗脳される人がいるのだろうということでした。

そのうちに、信者の皆さんとも仲良くなり、洗脳されているが悪い人達では無いなと思っていたのですが、ある日、教団の教えと関係ないスピ系のネタを信者に広めていたいう理由で出入り禁止となってしまいました。
その頃には友人の洗脳も解け、教団にも行かなくなったので目的を達したのですが、知り合いになった韓国人女性が集団結婚式に参加したと聞き。
洗脳とは酷いものだと思ったものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?