2021年ベストコンテンツ

◆ミュージック
ダーリンダンス/神田沙也加 4月23日配信
https://www.youtube.com/watch?v=EUuirhtqVDI

ラジオでたまたま聞いた曲。歌声も含めボカロやアニソンっぽい可愛い曲だなと思って調べてみたら、神田沙也加によるボカロ楽曲のカバーと知った。とにかくPVがめちゃくちゃ可愛い。さすがは最強アイドルの遺伝子を存分に受け継いでいる歌手だと思う。母親と同じくこのような路線をずっと続けてほしかったが、もはや叶うことがないのがただただ悲しい。

◆ブック
ぽけっと・えーす!3巻/蒼山サグ 2020年12月10日発売
https://dengekibunko.jp/product/poketace/322007000095.html

厳密に言えば、2020年の本である。「ポーカーのラノベがある」ということで教えてもらった。この本きっかけでとうとう電子書籍に手を出したことのほうが印象深い。メリットをようやく理解したのだが、好みの大きさの文字に変更できるが良い。一覧性が高まり非常に読みやすかった。図や表が多そうな新書は紙(もしくはPC画面での電子書籍)、小説は電子書籍と使い分けたい。ヨドバシカメラの電子書籍「Doly」だと30%ポイント還元や1巻無料キャンペーンをやることもあるので、もっと活用していきたい。

◆コミック
きみとピコピコ/ゆずチリ 8月6日発行
https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000354487

ゲームオタクの男子高校生と、レトロゲーム好きなギャル女子高生によるラブコメディ。本当にオタクにとって理想的なギャルであり、少し嫉妬する部分も含めてとてつもなく可愛い。

◆アニメ
空手バカ一代/原作:梶原一騎 4月6日放送開始
https://s.mxtv.jp/anime/karatebaka/

1973年のアニメであるが、原作連載50周年記念としてMXテレビで毎週火曜日19時台に放送されていた。大山倍達がモデルとされる飛鳥拳が世界各国を飛び回り、対プロレスや各国の格闘技と戦っていく。ハチャメチャな展開がテンポよく進み、毎回目が離せないストーリーだった。ツイッターでツッコミ・実況しながら見るのがとにかく楽しかった。

◆映画
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ/創通・サンライズ 6月11日公開
http://gundam-hathaway.net/

本当は『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』に入れたかったが、「やっと終わってくれた…」という感動が先立ち、純粋なアニメ映画としてはこちらに軍配があがる。話がわかりやすく、地上戦がメインとなった戦闘も面白く、これからのストーリーも楽しみだ。

◆ゲーム
Tales of ARISE/バンダイナムコゲームス 9月9日発売
https://toarise.tales-ch.jp/

「テイルズ」シリーズの最新作。前々作はヒロインの在り処について批判が多かったが、今回は男女カップル3組が誕生し、ギスギスしない感じで良かった。正直言うと、終盤のストーリーはついていけなかったが、アクション面、グラフィック、魅力的なキャラクターにより、テイルズシリーズそしてJRPGの復活!という具合だ。

◆ボードゲーム
スピリットアイランド日本語版/Engames 1月28日発売
https://www.engames-s.com/product/2028

協力型のボードゲーム。最初に理解するためのルールと処理方法が煩雑だが、一度慣れてしまえば簡単である。侵略から防衛していき、事前に察知した要素を戦略を練って解決しだんだんと目を摘んでいく過程が面白い。まだまだ遊び切れてないが、キャラクターが追加される拡張も早く日本語化されてほしい。

◆バラエティ
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』/日本テレビ 8月22日放送
https://www.hulu.jp/watch/100089397

「TANAKER」の回。JOKERに扮したココリコ田中が凶暴化し、バドミントンをする4人にひたすらパイ投げをしていく。執拗に浜ちゃんにパイを投げたり、フェイントを繰り出した後にねっとりとパイを塗りつける姿はサイコパスそのものだった。ハロウィンの時期に起こったとある事件により、放送が不可になるかもと思われたが、年末の総集編で、今年のガキの使い企画1位がこれだった。


『水曜日のダウンタウン』/TBS 9月29日、10月6日放送
https://www.paravi.jp/watch/78475
https://www.paravi.jp/watch/79025

おぼん・こぼん仲直り企画。普段はあんまり見てないこの番組だが、事前に神回になるという話から、見てみた。仲が悪いおぼん・こぼんを仲直りさせるプロジェクトがずっと継続中だったが、この番組のおかげでようやく和解。しっかり泣けたし、そりゃギャラクシー賞受賞するよな、という内容だった。

◆ドラマ
俺の家の話/TBS 1月22日放送
https://www.tbs.co.jp/oreie_tbs/

能×プロレス×介護問題×お家騒動という宮藤官九郎脚本のドラマ。俳優・長瀬智也としての引退作品でもある。プロレスのシーンもしっかりしていたし、ところどころコメディ要素がありつつも、ホームドラマとしても面白く、そして終盤は泣かせにくる。ジェットコースターのようなドラマだった。ラストシーンも相まって、本当に印象深かった。

◆プロレスベストバウト
『G1 CLIMAX 31』Aブロック公式戦/ザック・セイバーJr. vs グレート-O-カーン 9月30日対戦
https://www.njpw.co.jp/card_result/314358

グレート-O-カーンの初G1参戦。どんな試合でも名勝負だった。とくにこのザック戦はお互いの技術を存分に見せつけ、-O-カーンのプロレスの幅と評価が爆上がりした試合だったと思う。来年の活躍にも期待したい。


『レック Presents スターダム10周年記念~ひな祭り ALLSTAR DREAM CINDERELLA~』/ジュリアvs中野たむ 3月3日対戦
https://wwr-stardom.com/news/20210303budokan/

日本武道館で行われたメインイベントで「負けたら坊主にする」という髪切りデスマッチ。ジュリアが敗北し、バリカンが入れられる時は、現代には不似合いな凄惨な雰囲気になるのではないか……と思いきや、たむのマイクもあり、なんとなくほっこりした感じに終わった。この興行自体も全試合面白く、2021年のスターダムの勢いに弾みをつけた。


『シンフォギアXD presents TOKYO DREAM CINDERELLA 2021 Special Edition』/林下詩美vs朱里 6月12日対戦
https://wwr-stardom.com/news/20210612ootaku/

30分で試合の決着がつかず、急遽行われた延長戦すら両者KOにより引き分けした試合。頭から落とすような危険技に加え長時間の攻防。男子のプロレス顔負けの試合だった。


『5★ STAR GP 2021』記者会見/上谷沙弥 7月17日会見
https://www.youtube.com/watch?v=wPqF_iqkIYw

こちらはおまけ。上谷沙弥が決意表明の際に、うっかりこのあと発表予定だった「X」の名前を先に口走ってしまい、会場が騒然となった会見。上谷の天然具合と必死に謝る姿、「しょうがないなぁ」という感じで見つめる同僚レスラー。上谷はシンデレラを制し、この情報漏えいキャラを経て、そして12月29日に白ベルトを巻きいろいろ話題を振りまいた。

◆格闘技ベストバウト
『BreakingDown』第1回/菊野克紀vs野尻和暉 7月4日対戦
https://www.youtube.com/watch?v=XEKRl2EC_ww

朝倉未来主催の1分間格闘技『BreakingDown』の第1回のメインイベント。沖縄拳法空手vs大相撲という異種格闘技ファン垂涎の組み合わせ。体重差のハンデを乗り越え、菊野選手が鮮やかなKOで勝利した。


◆ニュース 
小室眞子さん結婚の日 10月26日報道
https://www.youtube.com/watch?v=0IlXDuDxb7Y

いろいろとすったもんだの結婚により皇族離脱となった小室眞子さんを秋篠宮家のご次女・佳子さまがお見送りをするニュース。佳子さまが眞子さんの背中を一瞬だけぽんぽんとする姿がものすごく「尊い」と感じた。旦那はいろいろと言われているが、小室眞子さんだけは幸せになってほしい。

◆ネットコンテンツ
「ゲームさんぽ」×古代ギリシャ研究家 4月17日配信、
https://www.youtube.com/watch?v=osVU_8geK5g&t=61s

「ゲームさんぽ」という各種専門家がゲームを解説する動画シリーズ。古代ギリシャをテーマにした『アサシンクリード・オデッセイ』とギリシャ神話がテーマの『HADES』を、古代ギリシャ研究家の藤村シシン先生が解説する回が非常に面白かった。「現代にタイムスリップしてきたのかよ」というレベルの知識の豊富さと、それをわかりやすく・面白く伝えることができる話の上手さ。ゲームやギリシャにまったく詳しくなくても見応えたっぷりとなっている。

◆来年の展望
ゲーム面では、PS5のソフトが2月から激アツとなっているので、とにかくPS5が手に入りやすい状況になってほしい。また、新ハードという意味ではミニゲーミングPCでもある「SteamDeck」を手に入れたい。

プロレスと格闘技については、来年1月には新日本vsノア、6月には那須川天心vs武尊が決定しており、「団体対抗戦」がキーワードになるはずだ。その他、オミクロン株感染拡大により延期されたボクシングのメガマッチ、村田諒太vsゲンナジー・ゴロフキンが開催される予定でもある。決定興行により、どう考えてもプロレス・格闘技は近年稀を見る盛り上がりを見せると思うので、この熱に付随し、人数制限撤廃と声援解禁が進んで欲しい。

やはり今年も停滞の1年間であった。よく言えば無難・平穏の1年でもあり、それもあってか自分の中ではまだまだ"2019年36月"の年末だと思っている。とは言いつつインプットは多く、毎年言っていることだが、来年こそはなにかしらのアウトプット=創作活動を行いたい。

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