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【ハーモニカ仁義】やっと帰国、そしてライブの巻【仲村哲也】

日本へのコロナ入国規制も緩和されたと聞き、早速LA→成田の航空チケットを購入して帰国を楽しみにしておりましたが、航空機搭乗前72時間以内に取ったコロナ陰性証明書が必要と分かり、その結果の有無を待つ為、何も前もってライブツアーの段取りも出来ないまま、時間だけが過ぎていきました。

しかしながら、気を揉んで待った結果もラストミニッツで陰性証明が取れ、やっとの思いで帰国出来ました。急遽、バンド仲間に連絡してライブのブッキングとリハーサルスタジオを抑えてもらい、なんとか東京1公演を出来る事と相成りましたッ!やはり、長年連れ添ったバンド仲間と言うのは有り難いですネ。
どんな状況でも力になってくれる。私は幸せ者です。ライブ当日も急な告知ながら、コロナ禍でおよそ3年ぶりと言う事もあり、沢山のお運びを頂きました。

そんな中、35年ぶりに再会した古い友人や昔のバンド仲間、そして何より応援して下さる皆様方、本当にありがとうございます。
この場をお借りして感謝申し上げます。

ライヴは、入れ替えなしの2セットで、ブルーズ、R&B、軽ーいジャズフレーバー、チカーノソウル オールディーズなど、私がLAで学んだ楽曲らに自分なりのハーモニカ演奏を加味してお届けしています。

コロナ前には、年に一度は帰国ツアーを遂行して参りましたが、コレを機に今後、入国規制がさらに緩和されて、普通に行き来出来る日が早く来るようにと願うばかりです。

そーなったら私も以前のように、皆さんの街へバリバリ伺おうと思っておりますので、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いします。精進致しますッ。

(2023.1 ハーモニカライフ99号に掲載)

仲村哲也 (TEX NAKAMURA)
-Profile-

1980年代始めまで、自己のバンドでエレクトリック・ベースを担当していたが、1950年代のサウンドに取り憑かれ、アップライト・ベースに転向。
1983年に、FENから流れてきたJ ガイルズ・バンドの「ワーマージャマー」に衝撃を受けハモニカを手にする。
妹尾隆一郎氏に師事し基礎のテクニックを収得。その後は、「F.I.H.ハモニカコンテスト」入賞、アポロシアターのアマチュアナイト・チャンピオンシップに出演(日本人初)するなど、数年の間にトップクラスのハーピストとして活躍する。
以後国内でスタジオミュージシャンとして数多くの録音に参加。1992年渡米。
西海岸人気ファンクバンド「WAR」にリーオスカーの後釜として抜擢され、年間平均100本ワールドツアーに13年間参加。Tex NakamuraやWeeping Willow(咽び泣く柳)の名で、現在も米国ロサンゼルスを拠点に幅広い音楽性と美しい音色で活動中。

●オフィシャルWebサイト
http://blueslim.m78.com/nakamura_tetsuya.html