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2021年 01月 11日

初めての製造業に来て、机上でしかわからなかった製造原価について「ああ、こういうことだったのか」という日々を送っています。

サービス業では、続けていても理解できる気がしないという思いがありました。価値とお金がかけ離れていると感じていたからです。
製造業では、価値は価値。原価をきちんと把握することが会社の成長につながると感じることが出来るので、このまま頑張れば理解できるという気がしています。

労働の価値の割合が小さいというだけのことかもしれないけど。

労働としての価値について。
サービス業でも、製造業でも、買いたたかれている労働者について、何も知らなかった私は、不当な目に遭っているみんなを助けたいというような気持になったりしていましたが、実際、これこそが世間知らずの極み。誰もそんなことは望んでいないということなんです。

妬み僻み嫉みは、自分と近いところが対象になる。つまり、お給料が少ないという不満は経営者に向かわず、同じような仕事をしているのに自分より100円時給の高い同僚に向かう。自分より良い目にあっているように見える同僚に向かう。

そういう感じを利用してある種の労働の価値は安く買い叩かれているから、会社は利益を出すことが出来る、それが世の中の仕組。等価交換なら誰も儲からない訳なんだなぁと。付加価値って、つまりはそういうこと?と思うと、少し怖くなります。

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