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およそ7年の時を経て再燃しためいこい② 森邸編



せっかく無印からやり直すなら、順番にやろうと思い、森邸組→神楽坂組→帝国組→チャーリーでやろうと思いました。


Twitterで呟いていたもののまとめみたいなものです。もうちょっと読みやすくした感じ。文才がないので随時修正予定です。

あくまで私の感想なので、好みは分かれると思います。当時の相互やめいこいを知る相互とキャッキャしてるだけなので初めましての方はこんな辺境までよく来たなって感じですが…。



※ 以下、細かいネタバレを含みます。


順番にプレイし始めて気づいたのが、見事にこの順番で物の怪色が強まり、物語の全貌が見えてくるという点。

当時は最推しである音二郎さんのみをがっつりプレイし、他のルートは流し読みしていたので気付きませんでした。しかもタイムラインを見ていたらチャーリーのネタバレを喰らってしまい、ショックでそのまま積んでいたので、完全初見のルートも2つほどありました。

記憶もほとんどないので、初見プレイに近い状態です。

それも踏まえた上で森邸組から…。


森邸組、ロマンチック。正統派な印象でした。

正統派の少女漫画、というイメージに近いです。紳士的な恋愛、優しい恋愛だと思います。


私は鴎外さんが「ははっ」と笑う時の声が好きです。浪川さんが鴎外さんでよかった。

優しいんですよ〜〜!!!饅頭茶漬けや行水といったなかなかにパンチの効いた設定の持ち主なんですけど、そんなところも魅力的なキャラクターです。変態だと言われればそれまでですが…。

藤田さんに問い詰められた時の庇い方もうまい。優雅。鴎外さんにハマる方は鴎外さんの博愛的な優しさに惹かれるんじゃないかな〜と勝手に思っています。

春草も図々しいよね、なんて言いながら芽衣ちゃんのことを気にかけてくれる。いじってくれる存在って距離を縮めやすいので、友達になりたいタイプです。

後のルートで登場する鏡花ちゃんと似たような性格をしてるんですけど、中高生の頃はお姉さんフォロワーにクーデレと呼ばれていたような…。(一方鏡花ちゃんはツンデレと呼ばれていたような…)

春草の個人のBGMが流れると本当に本人の性格ぴったりで流れるたびにクスリと笑ってしまいます。不機嫌そうな顔でこっちをみてくるようなBGM、いい。

画家モードもチャーミング。

あとは目の病気のこともあり、ついこちらから気にかけてしまいたくなる存在だとも思います。年相応の恋愛模様が素敵です。春草ルートは切ないの塊、幸せにしたい。人気があるのもなんとなく分かる。儚い印象が強くて、良い意味で二次元の男の子、といった感覚があります。


森邸組は、物の怪や魂依についてあまり触れることがありません。最後の方にちょろっと登場するくらいで、物の怪に何かされることもないし、魂依についてそこまで深く知ることができません。めいこい独自の世界観の入門編という感じでしょうか。
乙女ゲームは相手との疑似恋愛を楽しむもの、なのですがめいこいにはストーリーが本当に好き、というルートが存在する(これについては後に別記事で具体的に触れています)ので少し物足りなさはありました。わたしがジェットコースターのような話が好きだからでしょうね。

トップバッターでプレイしたので、今もう一度二人を攻略したら違った感想が出てくる可能性も否めません。


今回時を経て、再プレイした感想として一番大きかったのは、

自分がめいちゃんであるならば、森邸組に拾われたい。

は住環境が整いすぎている。鴎外さんは身分と知識があるし、春草も結構気にかけてくれます。どちらも恋人でも、頼れる友人としても最高です。それにフミさんもいる。記憶が戻ってたとえ混乱してもこの2人なら支えてくれるのだろうという安心感があります。

それに、彼らのルートに関しては、めいちゃんを一人で帰らせたくないです。必ずどちらかとくっついてほしい。

1人で帰ってしまった後の二人が本当に悲しそうで、つらい。私が一緒に代わりに暮らすのでどうですか?
めいこいでは誰のルートでも1人帰還エンドでは悲しさを紛らわすためのコメディパートがありますが、それでも切なさがぬぐえません。つらい。三人とも幸せにしたい。

ところで私はキャラクターごとにこのキャラならこのエンドが好き!というのがあります。(だいぶ急な入り)
もしも鴎外さんとくっつくなら、現代に二人で帰っても、明治に残っても良いなと思っています。

後述しますが、2人で現代に帰るエンドは自分の中でしっくりこないんです。それでも鴎外さんは現代に来るのもアリだな、と思いました。

二人で帰ったエンドを見て、鴎外さんならなんとかなりそうと感じたんです。何を根拠に、というところもあるのですが鴎外さん本人があっけらかんとしているというか…。そんなに悲しそうじゃないし、おそらく春草の話題が出てこないから寂しさを感じなかったのかも。(そう思うと、二人がいなくなって春草どうしたんだろう?と心配になりますね…森邸どうなるんだ…)

明治に残ったら残ったで、記憶を思い出しても鴎外さんのみならず、春草とフミさんがいるし、身分のある方なので安心して暮らせるのがポイントが高いです。優しさに包まれて生きていける。

ここまで書いていたら春草とフミさんを置いていくのが心配なってきたので鴎外さんはどちらかといえば明治残留エンドがいいかも…笑


そして春草は、というと現代に二人で帰ってほしいです。

病気の面が大きいですね。もともと居候だし、鴎外さんも察してくれるでしょう。たぶん。

現代の医療で治るのであれば、本当に頼む。健やかに生きてほしい。とはいえ、明治時代で絵を描いていてほしい気持ちもある。でも病気のことがあるし…とジレンマです。現代に帰ってしまうと学生の身分だったこともあり、そこらへんも心配になってしまいますね。
春草は年も近くて、近くに身分のある方がいるので安心感があるんだけど、病気の話やモデルとなっている菱田春草本人の寿命を考えるとどのエンドも切ない。


そんな感じで、時を経て再プレイしためいこい、

私の中で大きな変化としては「明治にいてほしい」、という気持ちが芽生えた点です。

中高生のころはなんとしてでも現代に帰るルートが一番だと思っていました。昔の私は単純に現代に二人で帰れば幸せじゃん、とおいしいとこどりだし、と相手側の男性キャラクターの気持ちや立場までは考えていませんでした。

しかし自分が恋愛経験を積んだからなのか、成人したからなのか、今は違う。

芽衣ちゃんの気持ちも大事だし、相手側の男性キャラクターのことも大事。芽衣ちゃんに幸せになってほしいけど、もちろん相手にも幸せになってほしいんです。

だから、二人で現代に帰ってもむなしさが残るんですよね…。

芽衣ちゃんと相手がくっつくときには必ずどちらかが何もかもを失う覚悟をしなければならない、そこがめいこいの切なさであり、私の心を掴んで離さない魅力ともいえるのでしょう、、。当時、お姉さんフォロワーもよくめいこいの切なさについて触れていた記憶があります。

続編であるトワキスがあるので、切なさが多少払拭される可能性もあります。春草ルートをプレイしたあと、彼の場合は目の病気があるのでトワキス(続編)ではどうなっているんだ…?と積みゲーとなっているトワキスへの期待も高まりました。楽しみ。

よし、次は神楽坂組だ。念願の当時一番好きだったキャラクター、音二郎さんだ、と意気込んだわけです。






今やったら好みも変わってるかもしれないし、やってみたらイマイチとかあるかも~と思いながら…。


結果としてそんなことはなかったのですが、神楽坂組をプレイしたことで「ああ、めいこい、いいな」と余韻に浸る程度から「ああ……めいこい…星降ル夜、僕ノワルツが鳴りやまない…東亰浪漫譚……思いが止まらない…苦しい…苦しい…」と時間を構わず長文ツイートを垂れ流し、言語化するには難しい感情を一人で抱え込むことになったわけです。


③神楽坂編につづきます。

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