あなたは何にでもなれる

このタイトルを見て真っ先に「んなわけねえだろ。」と思う人も多いのではないでしょうか?

確かに何にでもはなれません。

じゃあなぜそんな夢物語を言ったのか。
20代まではある程度は何にでもなれる可能性を秘めているからです。

私の住んでいるところが田舎だからか大学を卒業して帰ってくると、「お前は頭がいいから。」と言っています。

私は違うと思います。

実際に私は大学も大学院も出ましたが、私より高卒の人の方が地頭がよく感じることがあります。


結局のところ経験と気持ちによるものだと思います。

確かに中学、高校と勉強ができない。勉強しても身につかない。ということはあるかと思います。でも、学校の勉強はいわば言われたことを理解し、時に応用できる能力です。

それは生きていく上でも大事なところですが、そこだけにこだわることはありません。

・100のうち10しか理解できないならば寝る時間を削ってでも勉強して100理解する。
・勉強が苦手ならば他の才能を活かして尊敬できる存在になる。
・苦手な分野はITで補って結果を出す。

などと今はたくさんの方法があります。
それを学校の勉強やデスクでの勉強だけで能力をとめるのは悪手です。なぜなら、本来伸びるべき部分を自分自身で止めてしまうから。

自分のことをしっかり理解する。なんて難しいです。難しいからうまくいかない。
なのに、なぜ勉強という一つの方法で能力を決めつけるのか。私はそう思います。


一方で30代からはなぜ何にでもなれないと考えるのか。それは30代になると役割が決まってくるからです。

例えばRPGではまず職業選択をします。その時では多少の能力差があれど、ヒーラーも戦士も魔法使いもタンクも同じくらいの能力ではないでしょうか?

ただ中盤になるに従って個体差が出てきます。同じ戦士でも能力の差が出始めます。
社会的には同業者同士の勝負だったりするので、当然同じ立ち位置を中心とした者同士が戦うわけです。

そこで、もし途中でジョブチェンジをしたらどうなるのか?その人のレベルは1からです。
厳密には今までのステータスを応用できるので全くのまっさらではありませんが、他のレベルが上がった人には勝てないでしょう。

よって、途中でジョブチェンジをすると能力差が出て負ける確率が上がるため、新しく何かになることをオススメできません。

ならば、自分に合うものを見つけるにはどうしたらいいか。答えは簡単です。「20代のうちからいろんなものを見つけてやってみる。」これにつきます。

仕事は仕事でやりつついろんなものに触れてみる。仮に普段の仕事や大学の専門が土木や飲食、教育などなら関係ないITやプログラミング、映画のエキストラに参加してみるのも良いでしょう。

結局今の仕事が天職だったとしたらその知見を応用して更なるレベルアップも期待できます。
多少のコストはかかるかも知れませんが、生涯年収が上がるかもしれない。と考えるとやってみる価値もあると思います。
やってみて何にも合わなければ自分の人生に取り込まなくてもいいのです。

とりあえずそこから始めるのはどうでしょうか?

貴方のレベルアップにつながることに繋がると嬉しく思います。

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