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3年目田舎民、初心にかえる。

みなさん、初心、どこに置いてますか??

私は目の前に置いといたはずなんですが、気がついたら隣町まで置いてきてしまったようです。

ちょっと拾いに行ってきますという話。
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私は奢らない人間でありたい、いやそうあるのだと思っていた。

だからこそ、心は田舎に。
どんなことも新鮮味を持って心をふるわせて生きていくのだと考えていた。

否、私はこの2年でその心を少しずつ少しずつ無くしていたのだ。

そう気がついたのは、2つの出来事がきっかけだった。


1つは会社での役員面談。

3年目。
とはいってもまだまだひよっこ。
給料は一律だ。

仕事の幅について、頼まれてないことも進んでしっちゃかめっちゃかやっていたあの頃。
今となっては私より仕事ができていない人を思って、なぜ同じ給料で私は頑張らなければならないのだというシンデレラ思考になってしまっていた。

そんな思考を反映した問答に、
"仕事を区切らない方が成長できる"
と、お優しいようなお厳しいようなお言葉。

でもこれが結構響いた。笑

あれ?それ私が思ってたことだ。
人と比べるのではなく"自分の限界を更新すること"
恩師に教わった仕事のモチベーションが頭をよぎる。

あれ????
私そこら辺の灰色なサラリーマンになってんじゃん!?!?

これはだめだと気がついた。
でも、おかしいな?素直に体が動かない…

ちょっと仕事の手順を覚えたくらいで、
後輩ができたからといって、
電話で話すのが上手くなったからといって、
なんだというのだろう。

でもそのちょっとが小さな小さなプライドを創っているようだ。
いがいがいがいが、、
ちょっと下手に出れば和むのに。
ちょっと優しくすれば笑ってくれるかもなのに。
ちょっと早く動けば上手く回るのに。

あーぁ、直そうっと思って直せないなんて末期。
これがやばいと思った①


2つ目は社会人サークルへの参加。

田舎者は都会にコミュニティがなかなか作れずにいた。
友は同棲するし、若干遠い奴らばかり。
(似たもの同士で皆都市圏から若干離れて居住しがち)
灰色社会人、ジムにストイックに通い詰めるなんてできないけど運動もしたい!

そんな時、つてでずっと尻込みしていた社会人サークルに行けることになった。

新品の靴も買って恐る恐る一人乗りこんだ。
ら、もういい人ばっかり。
都会にも優しい人おったよ、うぇーん。

田舎者、田舎で学生の時社会人サークルに参加していた。
でも、この歳になってプライベートで肩書0ってのが新鮮で結構会話できるだけで嬉しい。

そして自助努力で行われるサークルは損得勘定で生きている会社の自分にとって目から鱗だった。

なんかもう。自分心狭いなって。


学生の時海外行って見てきた星満点の大空は、大地は、なんだったのかと。
試合の緊張より、受験の不安より、身の安全を危惧する生活圏を見たとき感じたあの気持ちはなんだったのかと。

思い出させてくれた。
これが②


金という指標は自分の立ち位置をわかりやすくしてくれる。
だがしかし、私の人生は数字で得られる社会的地位以上に色鮮やかに、優しい気持ちで埋め尽くしたい。

そんなふうに思った。


確かにね、20代で年収1000万行ってみたいとか、
年1海外行きたいとか、
具体的な目標があるのは良いことかもしれない。

けど、
安い居酒屋で一生語れる人がいなきゃ
自分で自分を愛せなきゃ

生きてる価値ねーだろがい!!!!!

と思った次第でござい。

だから、とりあえず素直に行動できるようにリハビリ頑張る。


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写真題:私のベスト10

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