自分という唯一の価値
こんばんは
それでは、「今日の一章」のコーナー!!
このコーナーは、筆者が1日一章ずつ本を読み、
その日読んだ内容について感想をお伝えするコーナーです。
今回のパートは、
引き続き、創元社出版 D・カーネギー著「道は開ける」より
第4章16目「自己を知り、自己に徹する」です。
この本は、私たちが生きていく上で必ず出会うであろう悩みを、
私たちはどのように乗り越えていくべきなのかについて、
書かれたものです。
そして、今回はその中でも、
「周りのように出来ない」悩みがテーマです。
人にはそれぞれ憧れの人、理想の人、尊敬する人など、
あの人みたいになりたいと思う人がいると思います。
そして、その目標に向かって努力し、
時に少し近づいたことを実感したり、
時に同じように出来なくて挫折したりします。
そんなサイクルの中で人は成長していきます。
その成長の中で、私たちが認識しておきたいことは、
実はその成長の先にあるものは、
目標としている人と全く同じ人格の人間ではなく、
ある要素において、自分が自分らしく目標とするレベルを満たした姿ということです。
具体的に言うと、
キムタクになりたいと思って、体作り、美容、仕草をまねて、できる限りキムタクに行動を寄せた結果、できあがった自分はキムタクではなく、その努力をしてキムタクと同じくらい輝く自分であるということです。
つまり、私たちがなりたい姿というのは、目標とする人のような姿であって、その人自身ではないということです。さらに言うと、自分を徹底的に除いて、その人になりきることは不可能であるということです。
このことは、よく聞く日常の小さなことにも言えます。
例えば、学校でみんなとなじめない子が、そのことに悩んでいるとします。
そして、クラスで人気の子のようになりたいと思い、その子のまねをしたとします。最初の頃はまねをする中で、人気の秘訣などに気付いていくことでしょう。しかし、その秘訣を学んだ後はそれ以上まねをしていても目標は達成されません。なぜなら、同じことをする人気者はもういるからです。そのため、模倣をして学ぶ段階を終えたのであれば、そこに自分らしさを見つけていくしかありません。
このように、目標の人に向かって頑張る場合、最終的にはその人を丸々パクることはできないことを意識すべきです。そして、その過程で同じようにできないことに悩むべきではないです。それは、「人気」や「かっこよさ」という目標に到達するために、他の人が用いた手段なだけで、自分には合っていないのかもしれないからです。
結論、常に自分らしさを意識することで、自分をすでにある枠組みに強引に収めようとして、収まらないことに悩むことはなくなる。
このコーナーは筆者が練習中であるペン字を披露する、すごく自己満なコーナーです。
おんなへんは、縦線を立てると綺麗に見えそう。。。
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