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ウォーズ四段、五段の壁が越えられない方へ

ウォーズ二段、三段くらいで伸び悩んでる方は多いのではないかと思います。ウォーズ四段、五段と二段、三段の差は何なのか。どこが1番差を感じるかというと、もちろん将棋は「読み」のゲームなので手を「読む力」の差はあるのですが、特に攻めを繋げる技術の差が1番大きいと感じます。生徒さんと話していて、「受けが弱いので受けが強くなりたい」という方はとても多いのですが、実は攻めの方に問題があるケースは意外と多いんじゃないかなと。もちろん受けは大事ですし、攻めダルマの棋風の人は受けを改善すれば伸び悩みを打破出来るでしょう。しかし正しく攻めるという所が意外と出来てない方は多いです。ここを改善してブレイクスルーした例をいくつも見てきました。

おすすめの方法は棋譜並べですが、大差の将棋を並べてもらいたいです。プロの将棋は接戦になりやすいので優勢→勝ちの過程を勉強しづらいです。アマトップ(アマ名人クラス)VS県代表クラス。このくらいの実力差の棋譜を並べるのが理想かなと思います。棋譜が入手しづらいですが、全国大会の予選リーグなんかはこのくらいの実力差の対局は多いですよね。一方的な内容の棋譜の勝った方を手前にして棋譜並べをすると優勢→勝ちの持っていき方が分かりやすいかなと思います。あとは渡辺明先生の棋譜ですね。特に永世竜王取られたくらいの時期の棋譜が分かりやすいと思います。15年前くらいですね。渡辺先生は攻めを繋げる達人です。

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