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パチスロ思い出話 その1:モンキーターン(山佐・2011)

Vtuberを標榜するオンナが生前の記憶と記録を手繰りながら散文的に書き連ねていく記事です。記事の頭から文章が取っ散らかりすぎでは……?

機種のスペックとかその辺の詳しい話はあんまりしない予定です。
場合によっては適当に外部リンクを貼ったりするかもしれないけど。

台との出会い

モンキーターン自体は確か2011年3月ごろに導入が開始されたはずだけど、初回出荷台数がかなり少なかった+東日本大震災の影響で増産が遅れたとかで、アタシ自身が初めて打ったのは同年6月ごろだったし色んなホールで見かけるようになったのも7月くらいからだったと思う。

その頃はまだスマートフォンもそこまで普及してなかったし、各種情報サイトよりも攻略誌の方が(演出期待度も込みで)詳しく掲載されてたから、そこに載ってた「ストック機のゲーム数解除テーブルみたいなのがあってゾーン狙いができる」「リアルボーナス非搭載かつ純増2枚/Gでモリモリ増える」っていう前情報自体は仕入れてた記憶がある。
(ちなみに純増は2枚/Gより若干劣る数字だったことが後に判明する)

翻って初打ちの話。
当時のデータも画像も残ってないから完全に記憶頼みになるんだけど、確か200Gちょっとで捨てられてた台を触ってみたら300G前後でゲーム数解除して、適度に継続したり上乗せしたりしつつ女カットインからダブルV揃いして200G上乗せ(ダブルV揃い時の12.5%)をブチかましたりと、それはそれは典型的な勝ち方をさせていただきました。

これは5年ほど前に某珍古台の聖地で打った時のものですが
参考画像として掲載しています

そりゃハマるよね

この当時、新鬼武者などのA+ART機や蒼天の拳などのARTメイン機がホール設置機種の大半を占めていて、モンキーターンみたいにボーナスやCT・MBを一切噛まさない純ART機っていうのはまだまだ少なかった記憶がある。
(あったとしても珍台・レア台ばっかりで打つことがなかった)

そういう斬新さもあるし、ART中は増えるのが速い上に面白いし、仮に設定が入っていなかったとしてもゾーン狙いや天井狙いで立ち回れるし……と、モンキーターン沼にどっぷり沈んだオンナがそこには居ました。

たぶんだけど、アタシに限らず沼に沈んだ人たちは相当な数が居たはずで、2011年下半期でモンキーターンを導入してなかったホールはほぼ無かったんじゃないかっていうのと、いつ何時も絶対誰かがモンキーターンに座ってる状況だったっていう2点がその証左なんじゃないかと思う。

これは2011年当時の画像
ゲーム数解除ゾーン外での当選告知だけど小役直撃だったのかな

とにかく打ちまくった

2011年の8月にミリオンゴッド、10月に番長2が出ても立ち回りのメインはモンキーターンだったと言えるくらいには何かと理由をつけて打ちまくってた記憶しかない。

①設定狙い

同年8月にイベント規制が入ったものの、モンキーターンを大事に扱うホールはそれ以降もそこそこあったのでART当選履歴から高設定っぽい台を探しては打ちまくっていた……ものの、これが信じられないくらい負けた。

理由は簡単、旧特定日とかを全く考慮せずに履歴だけを見ては存在しない高設定を探し回っていたからです。世界はそれを平打ちと呼ぶんだぜ。

ついでに言うと、モンキーターンは導入当初から今に至るまでモード別のゲーム数解除振り分けが開示されておらず、257~768Gでのゲーム数解除に関してはモードAかモードBかを明確に断言できないというものあり、他の要素を含めても設定の奇遇と高低は何となくわかるけどピンポイントで当てるのは至難の業だったという……。

そうなるとホールの信頼度・客層・稼働具合も込みで設定を推測する必要があり、とてもじゃないけどこの台で設定狙いなんてするもんじゃないよ☆って当時のアタシを殴りに行きたい気持ちに未だに駆られる。

超抜チャレンジ成功確定の青龍
これと虹玉だと虹玉のほうがまだ見れた記憶がある

②ゾーン狙い

モンキーターンなんてゾーンのない区間の方が少ないじゃん、とか言われそうだけど、当時やってたのは257~384Gの区間のピンポイント狙い。

ただ、257Gの手前で落ちてるようなことはほとんど無かったからもう少し浅めのゲーム数から打ってしまってたし、何より低設定まみれの状況だと超抜チャレンジ込みでも4~5回に1回くらいしかヒットしなかったからこれも吐くくらい負けた。

さっきの話と少し被るけど、この区間でゲーム数解除する時の大半は300G前後で、たまに270~280G・320~340G・360~380G辺りで解除してたような記憶があって、たぶんモードによって選択されやすいゲーム数があったんだろうなぁって……今となっては何もかもが闇の中だけど。

384Gを抜けてしまいそうな空気が漂ってきた時の
超抜チャレンジ成功&ART直撃は本当に汁が出る

③天井狙い

500G以上ハマってる台を打てばプラスになるとは言われてたけど、今思えばモードAだと769~897Gの虚無区間も回さないといけなくなることが大半になるし、そもそも大阪は等価交換の店がなかった(はず)だから650Gくらいから打ち始めないとダメだったんじゃないかと考えてしまう。
(モードAの最大天井1280Gまで連れて行かれることは稀だったっていう事実があったとしても)

ただ、この天井狙いに関してはかなり勝っていた。
理由は、①前日の閉店G数を当日は確認できない店での閉店チェックをほぼ毎日やってたから、②ベタピン据え置き確定の店で前日384Gヤメ+当日ノーヒット384G放置というような宵越しの深いハマリ台がかなり拾えたから。

①は自宅から一番近かったホールで実行していて、店員も客層も甘かったからモンキーターンに限らず色んな台で宵越し天井を拾わせてもらった記憶が未だに残ってる。
当時は天井RT付きのノーマルタイプ機が結構多く、エヴァやタイムレスキューなど400枚BIGの回収が見込める機種が信じられない期待値のゲーム数で放置されていたので、非等価交換であったことを差し引いても超優良店だった。
(2012年ごろに特殊景品の交換ができない旨の告知が出てからすぐに閉店してしまったけど、それはまた別のお話)

閑話休題。

②は自宅から少し離れている上に近隣に他の店舗もほぼなかったホールで実行していて、移動時間も含めると時間効率はあんまり良くなかったんだろうけど、他の機種の宵越し天井も拾いやすいことを保険にしてたから①の店舗と同等以上に天井狙いができた記憶がある。
ただ、こちらに関してはモンキーターンが当日384G以上ハマっていれば「どうせ宵越しで500Gは超えてるしな……」とかいうクソみたいな言い訳で打ち始めていたので、普通に1000枚吸われて単発→天国スルーとかいう状況も多かった。どこまでも自分に甘いオンナ……。

オール50%or66%or80%or100%のシナリオが確定する開始画面
不思議とヤレる気になれた

ART中のメイン基板とサブ基板の妙

なんだかんだ収支のお話が長くなってしまったけど、台そのものが相当に面白かったから打ち込みまくってたっていうのも多分にある。

特に主張したいのは、モンキーターンはメイン基板でARTの管理を行っておりサブ基板は押し順ペラの指示や液晶演出しか行っていなかったことによる演出の妙があったこと。

何が言いたいのかというと、1~3リールのバウンドスタートやフリーズはウェイト解除時にしか発生しない(メイン基板管理)のに対して、液晶演出はレバーオンで発生したりウェイト解除時に発生したりする(サブ基板管理)ので、レバーオンで弱めの液晶演出が発生してテンションが下がりそうになった直後にバウンドスタートが絡んでテンション爆上がりになることも起こり得たというこの侘び寂び……奥ゆかしいよねっていう。

上記の演出の絡み方の変形としては、チャンス目引く→ドラゴン前兆3Gで発展→レバーオンでフリーズというパターンを1回だけ経験したことがあります。サブ基板はあくまで指示機能でしかないから、メイン基板でフリーズが発生するのであればそれまでの演出の流れを全部無視して強制的に究極Vフリーズ演出を出すことになるわけです。

SGレース中の「チャンス」表示はレバーオンで出るけど
3リールのバウンドスタートはウェイト解除時に出るから
こういう大逆転パターンも起こる

終わりに

トータルで信じられないくらい打ってるし、信じられないくらい負けてるけど、未だにこの台のことが好きなんだから本当に面白い台なんだなって改めて感じる。

通常時の演出バランスが壊れ気味だったり、ドラゴン前兆3G→Vモンキー演出とかいう謎の激寒パターンが存在したりと妙な粗削り感は否めないものの、裏を返せば前者は優出モードは青オーラでも当たることに繋がるし、後者は前兆非経由のVモンキー演出が上乗せ以上0確であることの調整かもと妄想できるし……遊びがあるのは良いことよ。

ホールで打つことはもう叶わないから、ゲームセンターとかで見かけることがあれば打ってみようかしら……。
リール音が世紀末だから、家スロはキャンセルだ(棒読み)

おまけ:画像集

300G上乗せ1確の図
ちなみにリール下のチャンスランプが点灯しているので究極目0確でもある
スイカです!(リプレイ)
こういう小役矛盾はほとんど出なかった記憶がある
ART中の山佐キャラは上乗せ+全速モード確定
とは言ってもケロットかウインちゃんくらいしか出なかったような気もするけど
全速モード中のV狙いカットインはダブル揃い0確
12.5%の300G上乗せを引けた人はどれだけ居るのか
ART終了画面のチャンスランプ点灯は復活確定
継続率があまり良くなさそうな時に点くと驚きが先に来る




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