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オーストラリアで入院手術(手術後2日目②)

こんにちは、とましーなです。
ヘッダー写真はオーストラリアでも春になると見られる藤の花です。
手術後2日目の続きです。

執刀医からの手術の説明で伝えられた事に驚く

この日の午後、手術を執刀してくださった先生の回診がありました。
実は手術が終わってから、執刀医に会ったのはこれが初めてでした。
手術後直ぐにパートナーには手術が予定通り終わった旨の電話は入っていたんですが、忙しい先生で次の手術や診察が待っていたのでしょうね、会ったのは翌日になってからでした。
手術は問題なく、予定通りに終えられた事を伝えられて改めてホッとしました。傷口のガーゼやお腹の張りなど診てもらい、こちらも問題なしとの事。
手術前に「摘出した子宮や子宮筋腫が見たい」と希望していたのですが、手術中に腹腔鏡からの写真を撮っておいてくださってそれを見せてもらいました。そして伝えられた事に驚きました。

「子宮筋腫のサイズは14,5cmあって大きくて一枚の写真に収まらなかったわ~」

手術の2か月程前に行った超音波検査では7cm強の子宮筋腫がある。との結果だったんですが、実際はその倍ほどの大きさだったんです。
この時、子宮全摘手術を選択して良かった。。と心から思いました。
そして、超音波検査では3つの子宮筋腫が見られたのですが、実際は小さいものを含め3つ以上あったようです。
あと、左卵巣に小さなしこりがあったので卵巣は残したままでしこりは切除してくださったそうです。

離床、退院が早いオーストラリアの病院

執刀医の回診では経過も順調との事で、翌日退院してOKとおっしゃってくださいました。
オーストラリアの入院期間って日本と比べると短いんですよね。
手術後直ぐに歩いてトイレ、翌日にはシャワー、そして歩行リハビリ。
食事も通常食。手術後の痛みは日本もオーストラリアも変わらないと思うんですが、早くからベッドを離れてリハビリを始め、早く退院して自宅療養をする。という傾向にあるようです。

入院中の痛み止めは主に3種類

離床が早い分、痛みのコントロールは必須です。
入院中は常に何かの痛み止めを服用しているような状態で、それがスタンダードのようです。
強い順に、
Endone、Nurofen、Panadolの3種類でした。
Endoneはオピオイド系の麻薬鎮痛剤で、麻薬でもあるし副作用もあるので痛みレベル5以上の時に使われました。
飲むと頭がフワ~っとしてくる、いわゆるラリッた感じに。。
Nurofenは胃が荒れる事があるので必ず食事と一緒に飲みます。Endoneを飲む程でもないな。という時に使いました。
そしてPanadolは6時間ごとに2錠ずつ飲みました。
というか、それが医師からの処方だったのですが私はそれを知らされず、他の薬を飲んでいるときは飲んではいけないと思い、PanadolじゃなくてNurofenにします。などと言っていました。
2日目夕方のナースにPanadolは6時間ごとに必ず飲む事になってるわよ。とカルテの再確認をしてもらうまで知らず、私が薬を拒否していると勘違いされていたようで、少し誤解があったりしましたが。。。
それぞれ成分や効力が違うので痛みは我慢せず、痛みに合った薬を飲む事が一番だと思いました。
Endoneを飲んでいたこともあったので便秘の薬も処方してもらえました。

最後の砦の風


退院するにあたって執刀医にも確認されたのがやはりwindとopen bowels.
腸が再び動きだしているかです。
windすらまだだったのですが、夕方頃にはそろそろな感じはあったので、病室内でもなるべく歩き回って腸を動かすようにしていました。
そしてやっと夜中あたりに風を感じました。笑
ガスも出たので後はこのまま腸が運転再開してくれるのを待つのみです。

そういえば、この日の夕食はとても美味しく食べれたので載せておきます。

やはり画像は横向きになるのか。。苦笑

自分で選んでやはり正解でした。
パンプキンスープ、牛肉のブルゴーニュ風、チーズケーキとヨーグルト。
完食しました!

お腹も満足し、少し動けるようになり前日疲れていたのもあって、この日は比較的しっかり眠ることが出来ました。

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