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野球選手は、試合で成長する

アジアンブリーズ2024シーズンがスタートして、もう少しで2週間です。

先日コーチと話しをしていて「野球が巧い選手=プロ野球選手とは?」の話しになり、私の中で、改めて腑に落ちたので共有します😊

私の中での答えは「自分のツール(武器)を、試合で発揮できる選手」です。

それは試合という独特な雰囲気の中で、例えば投手なら武器とする150kmを投げたい時に投げたいロケーションに投げる能力、野手なら自分の高出力スイングを高い再現性で発揮し、結果に繋げる能力と言えます。

きっと共通して言えるのは、「高出力 × 再現性」でしょうか。
加えて言うなら、それを試合という独特の雰囲気で発揮する能力でしょう😄

*写真と文章は関係ございません😅カッコいい写真だったので掲載してます!

アカデミーの台頭と個人ツールの向上

近年、日本の独立リーグもレベルが上がり、150km投げる投手がドンドン増えています。

その一旦を担っているのが、データや数値を扱い、科学的に技術指導できるアカデミーの存在だと思います。

アカデミーの凄いところは、トレーニングや技術練習を効果的・効率的に、個々の特徴に合わせてパーソナライズ指導してくれるので、成長が早いことです。
*このパーソナライズは、茨城アストロプラネッツでも取り入れています😊

例えば投手であれば球速、打者であればスイングスピードなど、数値化することによって、誰にでも「成長」が分かりやすくなりました。

独立リーグへ携わっていて学んだのですが、大衆化していく上で「分かりやすさ=お婆ちゃんでも子どもでも分かる」ことは、とても大切です。

その「分かりやすさ」が、野球界におけるアカデミーの存在感を大きくさせていると思います。

ビジネスでいうと、まずは認知を拡げていくことですね!

*写真と文章は関係ございません😅カッコいい写真だったので掲載してます!

野球選手になるということ

ココからが本題です。
その大きく向上させた個人の出力や技術を、試合で発揮できるようシフトしていかなければならないのです。

繰り返しますが、野球選手は試合で能力を発揮して「野球選手」です。

出力が高くて、再現性が高いのは最高なのですが、試合という場所で結果を出すのがプロ野球選手であり、「野球の巧い人」です。

結論めちゃくちゃツマラナイ答えですが、
試合で能力を発揮するには、どれだけ試合に出るかが重要ってとこにいきつくのです(笑)

すいません。、裏技はありませんでした(笑)

圧倒的な経験値という「価値」

この結論に辿り着く理由をお伝えします。

今回のアジアンブリーズも高出力の選手が多く、共通しているのは試合経験の少なさです。
*なので、試合経験を得るために参加しています✌︎

例えば打者であればスイングスピードが速く、投手で言えば球が速いです(高出力)。繰り返しになりますが、それを試合でどう使えるか?が大事なのです。

アジアンブリーズの日本人には、アメリカ🇺🇸で契約を目指す選手だけでなく、NPBドラフトを目指して経験値を積みに来ている選手も居ます。

日本人選手たちの出力もアメリカ人選手に匹敵するにも関わらず、打者で言えばバッティング練習での再現性、試合における再現性に大きな差があります。

この両者の試合出場数を過去4年間で見てみると、前者の日本人選手の多くは4年間で試合出場が約30試合程度です。

全てフル出場していたとしても、1試合4打席として、4年間で120打席に立っていることになります。守備機会は約270イニングと想定できます。

一方2020年から3回目のアジアンブリーズ参加になる、当時大卒のアメリカ人選手アーロン・タカクスの過去4年をみると、過去4年間で、280試合・1170打席に立っています。

アメリカ独立リーグの最底辺からキャリアをスタートし、今では2A~3A相当の米独立アメリカン・アソシエーションでプレーしています。

自分のスイングを確立しており、ヒットでも凡退でも自分のスイングを遂行できる”プロ野球選手”へと変貌を遂げています。

今年のアーロン・タカクス選手!

では、前者と後者を比較してみましょう!

前者→ 30試合:120打数
後者→ 280試合:1170打数

皆さん、この経験値の差を、どうお考えでしょうか😄?

Aaron Takacs選手の成績一覧
https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=takacs000aar

この実践経験の違いがプロ野球選手としての価値を大きく左右し、20台前半のキャリアを突き進めるにあたってとても大きな差を生み出します。

日本は練習で上手くなる文化が根強いですが、試合で成功できなければ意味がありません。

実戦に実戦、とにかく実戦です。

北米サマーリーグと言う「選択肢」

我々アジアンブリーズは、"野球人生に新たな選択肢"を❗️と言うとこから事業をスタートしております。

しかしながら、アジアンブリーズは2019年から回を重ねるごとにレベルが上がってしまい、全ての野球人への平等な選択肢とはならなくなってしまいました。

理由はシンプルで、MLB球団と試合をするということは、”彼らの試合相手に相応しいレベル”が求められるようになってきた為です。

そこで2021年にスタートしたのが、「アリゾナ🌵スカウティングリーグ」でしたが、事業が軌道に乗る前に赤字を重ね、1年で頓挫しました。申し訳ないです…😭

そして近年、我々が力を入れているのが #北米サマーリーグ です。

🔗ホームページはコチラ☟

北米サマーリーグの素晴らしいところは、上記でお話しをした圧倒的な試合経験を積めることです。夏の2ヶ月ちょっとで40~60試合の経験が積めます。

それもアメリカ人コミュニティのなかで、アメリカ文化も学べます。

野球選手として成長に繋がる「試合数が確保でき、アメリカ文化を通して自分を知る機会がある」ことに私は惹かれました。

実際、私も現役時代にサマーリーグでプレイした身です。なにより私の長年のパートナーである傳崎と出会った場所でもあります😄

サマーリーグに興味ある方は、是非ともWebサイトをみてみて下さい☟

この数年で多くの選手にご参加頂きましたので、Webサイトの情報量も充実しております。

実際に参加した選手達の声も掲載しております!

Changing Lives!!

TOMA

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