見出し画像

イサベル、有難う❗️

イサベルについて、私が感じたことを。ちょっとマニアックに✌︎
*写真は、巨人戦後に10代コンビとパチリさせて頂きました!

まず最後は体調を崩しながらも、最後までチームの為に献身的に貢献してくれた彼のプロフェッショナリズムに敬意を表すると共に、深く御礼を申し上げます。

イサベル、改めて有難う❗️

画像1

さてシーズンを終えて、今回は昨年茨城アストロプラネッツから福岡ソフトバンクホークスへ移籍したダリエル・アルバレス選手と比較して考えてみます。

持っているツール...

性格や経歴、育った環境は全く違いますが、選手として持っているツールやプレイの特徴が似ている2人でありました。

というか、私がこういうタイプが好きなんですね…😅笑

共通しているのは2人とも190cmと身長が高く、手足が長い割には、ハンドリングや送球がとても器用であることでしょう。

そして打撃においては、圧倒的に遠くに飛ばす力🔥

私が初めてイサベルの打撃練習を見た時に感じたのは、

『素晴らしいツールを持っているので、打撃の再現性が上がれば期待大❗️』でした。

性格...

イサベルはMLB経験者ではなかったですが、話が聞ける選手というより、会話が出来るプロフェッショナルな選手でした。

『イサベル×松坂監督』で、ワンチャン #爆速成長 するのではないかと期待しました😄

ダリエルは典型的なラテン選手で、打ち出したら止まらず、感情を剥き出しに勝利への意欲を燃やすタイプの選手でした。

そしてプライベートではラテン仲間と共に、買い物へお出かけしたり、日本の文化を楽しんだり、練習や試合においてもシンプルにやるべきことを継続する、繰り返しますが典型的なラテンタイプの選手でした。

一方イサベルは物静かでおとなしく、周りに歩調を合わせながらも、マイペースでコツコツ歩むラテンの選手としては逆に珍しいタイプでした。

彼の所属期間は、彼がラテンの選手ひとりになってしまったので、我々も大変心配しましたが、

イサベルは少しずつ環境に適応し、日本に友達を作り、私に対してワガママを言わず、他のラテン選手に比べれば本当に手の掛からない選手でした。

いつもお世話している一朗さんは、大変だと思いますが😆笑

どっちが良い悪いは当然ありませんが、”違いをどう活かすか”が大事ですよね。

そして、成績...

イサベル選手と昨年所属したダリエル選手の成績を比較してみました。

イバンデル・イサベル(27歳) 2022 通算成績
AVG: .283
G: 26
AB: 99
R: 11
H: 28
2BH: 6
3BH: 0
HR: 6
RBI: 20
BB: 5
SO: 23
SB: 2
GIDP: 6
OBP:.311
SLG: .525
OPS: .837

ダリエル・アルバレス(31歳) 2021 通算成績
AVG: .280
G: 26
AB: 100
R: 17
H: 28
2BH: 6
3BH: 0
HR: 6
RBI: 19
BB: 8
SO: 9
SB: 0
GIDP: 1
OBP:.348
SLG: .520
OPS: .868

彼がMLBへ上がれなかった私が思う理由は、この三振の数とダブルプレイの数…

獲得の前から分かっていた事ではありましたが、

松坂監督とも一生懸命に練習していたので「イサベル×松坂監督」の良き化学反応に期待しておりました😆

結果的に26試合を終えてダリエルとの決定的な差は、

やはり“三振とダブルプレイの数”でした…😭

感覚的な印象というのは面白いモノで、ダリエルの場合は、改めて成績を見るまで“もっと打っている”と思い込んでいました。

一方イサベルの方が三振を見ている数も、ダブルプレイやチャンスでの凡退を多く印象が残っているので、

私は感覚的に”ダリエルほど打っていない”と思っていましたが、

成績はほぼ同じくらい打っていました😄

画像2

最後に...

これから野球のビジネス、特に私のようなチームのスカウティングやGM業に携わりたい方々に少しでも参考になればと思い書いてみました。

私から若い皆さんにお伝えしたいのは、どんなに優秀な知識や専門的な知識、そして学歴を持っていても、野球も、ビジネスも”生き物”です。

またスカウティング的に、コーチング的に、スキル的に、アナリクス的に、評価したり、論評したり、助言したりすることが出来ても、

野球界のアンダーグラウンドにおいて、それだけではビジネスにはなりません。

選手と繋がり、出会い、獲得するまで、彼のことを知り、理解し、特にラテンの選手は家族を尊重し、そしてコミュニケーションを取り、やっと獲得に至れます。

そして彼が活躍できる環境作り、気遣い、何より1人の人間同士として関係性を築いていくこと。

最後に、彼を次のステージへ導くため、NPB、CPBL、KBO、そしてMLBというステークホルダーとの関係性を育てていかなければなりません。

そして彼らが評価してくれて、選手を次のステージへ押し上げることができ、ビジネスになります...

全ては人と人とのご縁だったり、繋がりだったり、信用して、信用される”生きる力”が肝になります。

現在は「円安×海外の物価高」のダブルパンチで、海外挑戦がしにくい時代ではありますが、

今しかできない経験に勝るものはありません😄

皆んなが挑戦しにくい時代にこそ挑戦すれば、それはあなたのスペシャリティになり、武器となります。

私も結局書いていると自分自身の振り返りとなり、反省することもありました。

今後より良く改善して参ります🙇‍♂️

こんな私の心の中や中身を覗けるオンラインサロンも運用しておりますので。

こちらはシーズンのオンもオフも関係なく、毎週野球ビジネス、教育、そして国際関連の記事を投稿しております。

興味のある方は覗いてみて下さい😄

https://b-onlinesalon.com/2020/
*現在リンクが開けないかもしれません...いずれ復活しますので..(笑)すいません!

それでは、良き1日をお過ごし下さいね。

Changing Lives!!

TOMA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?