【朝読書】「せんぶ、捨てれば」を読んで…
この本を読んで、1番自分が気に入った章がこちらです。
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【思い出も捨てる。役に立たないから。】
"思い出っていいものだ。
もちろん、僕にも大切にしたい思い出はあります。
けれど、大切だからといって、それにこだわるのはよくない。
美しい思い出ほど、それにしがみついちゃあいけないと思います。"
"過去を守ろうとすると、それは前例となる。
すると、前例と似たことをしたくなる。
前例がないと行動できなくなってしまうと、ますますよくない。"
"前例は未来を縛るもの。
激動する現代において、前例は役に立たない。
いつまでも新しいアイデアを捻り出せる人間でいたいから、僕は思い出も捨てる。振り返らず、見たことのない景色を求め続けたいと思う。"
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特に最後の「振り返らず、見たことのない景色を求め続けたいと思う。」
この言葉を聞いて、はっとさせられました。
それは、自分が幼い頃から思っていたことだからです。
今思うと過去を振り返ってばかりでした。
大学進学のときから今まで過去に囚われていました。
「あの時、〇〇のようにしておけばよかった」とか後悔してばっかりでした。
「大学進学の時にプライドを捨てていれば、浪人することがなかった」
「高校時代に本をしっかり読んでおけば」
「高校の時の彼女をもっと大切にしておけば」
「地元を離れなければ」
とかしょうもない後悔を色々してしまっていました。
今でも思い出すことがありますが、この本に出会って思い出を捨てることができてないから過去に縛られているのだと分かりました。
そして、私は今こうしているのは、
「見たことのない景色を求め続けた」と言う選択をしてきたからだと言うことにも気づかされました。
高校、大学は同じ中学や高校の人が行っていないところで、自分が知らないところに行くと決めたり、バイトは、花屋さんをしたり、仕事は魚を捌けるようになりたいためにスーパーの鮮魚で働いたり、エンジニアの仕事をしてみたいからエンジニアになってみたりなどです。
大学ではサークルを作っては潰しての連続でしたし(笑)
単純に面白くなくなってやめたりしたんですが…
今思えば、過去なんてあってないようなモノなので、あんなに囚われていた自分がよく分かりません。笑
自分が「見たことのない景色を求め続けた」結果であるので、全然面白いじゃんと思えました。
そしてのこの気持ちが自分の根幹にあったことを思い出させてくれました。
これからももっと「見たことのない景色を求め続けたい」と思います。
この本に出会えてよかったー!!
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