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朝読書

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毎日実施している朝読書で自分が一番印象に残った箇所を自分なりの感想や学びを踏まえて紹介しています。
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#言葉

「居心地のいい」と「居心地のわるい」方、どちらを取るか?

女子バスケ日本代表の馬瓜エブリンさんの記事がNewPicksで紹介されていたので、早速読むことにしました。 僕はこの人の明るさとユーモアある話し方にとても親近感と面白さを感じています。 もちろん、自分がバスケが好きなことも一つですが、それ以上に人として惹きつけられるものがあります。 この人を知ったのは、女子バスケのハイライトを試合をたまたま見たのがきっかけで、その時にインタビューがとても面白かったことから印象に残っています。 その印象も残っていたので、記事を早速読むこと

【朝読書】絶望からでも人は何かを生み出せる

<夢がすべてだが、その夢もあてにならない> 文学者としてのぼくの運命は、非常に単純だ。 夢見がちな内面生活を描写することが人生の中心となり、 他のすべてのことを二の次にしてしまった。 ぼくの生活はおそろしくいじけたものになり、いじけることをやめない。 内面生活の描写以外、他のどんなことも、ぼくを満足させられないのだ。 しかし今や、描写をするためのぼくの力は、まったく当てにならず、 おそらく永久に失われてしまったようなのだ。 昨日も読んだ"絶望名人カフカの人生論

【朝読書】ネガティブから見るポジティブ

「ポジティブ」と「ネガティブ」のどっちがいいか? こう聞かれるとやっぱり「ポジティブ」がいいって答える人が多いと思います。 僕も「ポジティブ派」です。(そんな派閥はないですが…) だから、最近よく聞く言葉や、本によく書かれてある言葉はポジティブなものがたくさんあります。 僕もポジティブな言葉で勇気をもらったり、頑張れたりします。 でもそんなポジティブな人とは真逆の「ネガティブ」いや、「ネガティブの最高峰」の人を紹介している本を読みました。 その本は"絶望名人カフカ

【朝読書】坂本龍馬から学んでみる

今日も、"人生最後の日にガッツポーズして死ねる たったひとつの生き方"を読みました。 坂本龍馬と聞くと、長州藩と薩摩藩を薩長同盟に結びつけためちゃくちゃ豪腕ですごい人っていうのがイメージです。 その生き方はなんとなく知っていますが、その考え方や言葉っていうのはこの本に出会うまで知りませんでした。 前回までは、この本に出てくる5人のうち3人までを読んで読書メモとしてきたんですけど、坂本龍馬で5人目です。 4人目はというと鎖国時代にアメリカタにたどり着いたジョン万次郎です

【朝読書】2023年ベストNo.1ブック "覚悟の決め方"

2023年から朝読書を毎朝実施しています。 その中で、僕なりに2023年でベストNo.1だった本を紹介します。 「覚悟の決め方」 これは、吉田松陰さんの言葉を現代風に訳したものをまとめた本ですが、この時代にこんな考え方をしていたなんて正直言って驚きました。 もっと早く出会いたかったなーって感じです。 でもなんでこの本が2023年で一番良かったかというと、自分がこれからの生き方や考え方の参考になり、どうしたらいいかこれまで悩んでいたことの解決策のヒントがあったからです

【朝読書】"安心"はこの世に存在しない

今日も前回同様、白取 春彦さんが書かれた"頭がよくなる逆説の思考術"を読みました。 本自体は、そこまでページ数はありませんが、読み応えのある本です。 今回はかなり大げさなタイトルをつけてみました。笑 ぜひ、読んでみてください。 人生は常に不安定「意志と表象としての世界」でショーペンハウアーが示した洞察の1つが、「人生は不安定であることが常態である」ということです。 よくよく考えてみると、不安なことは毎日経験してますよね? 「朝起きて仕事に行くと電車が止まって、遅れた