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とまり木くんの旅日記〜俊カフェ〜

本がある空間や、コミュニティスペース。
そして自然の中に。
僕とまり木くんが気になった場所へ。
旅のおすそわけをリポートするよ。

ひらひらと白い雪虫が舞っている。
札幌の賑やかな街並みをぬけた道を
歩いていたら、
素敵なカフェを見つけたよ。

名前は俊カフェ。
なんと谷川俊太郎さん公認の
カフェらしい。

店主の古川さんは、
谷川俊太郎さんの大ファン。

築100年の趣きある建物の
2階に階段で上がる。

木のぬくもりのお店は、
寒い外から一歩踏み入れるだけで
ホッとする暖かい空間。


本棚には谷川俊太郎さんの作品が
ズラリ。全て閲覧可能。
なんて幸せなんだ。

古川さんの集めた谷川コレクションは
700冊を越えている。
他にもCDやグッズの販売も。
等身大のご本人パネルも
お出迎えしてくださる。


身体にも優しい玄米おむすびと
梅干しとお味噌汁のランチを
いただきながら
気になる絵本や、
懐かしい作品を
味わう時間。

いつもより
ゆっくりゆっくり
時間が流れている。


Wi-Fiもあって
ちょっと仕事もさせてもらう。

おかわりは谷川さんもお気に入りという
生姜ジャムのはいったソイジンジャー。

眠くなっちゃった、と伝えると、
ここはお昼寝もできますよ
と優しい店主。
小上がりスペースには
ブランケットも。

朗読会やトークイベント、原画展など
イベントも行われている。
店主のお父様も詩人だったそうで、
この場はお父様の想いを受け継ぐ場にも
なっていらっしゃる。

店主とのゆるやかなおしゃべりも楽しく
何時間でもいられる空間。

他のお客様とのおしゃべりも
心地良いBGM

札幌でまたゆっくり訪れたい
場所ができて嬉しい。

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