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引っ越し初日に、レベルの違いに愕然とした話。

ついに今週から新オフィスでの仕事がスタートしました。

やはり新しく何かがスタートするのは、どこかワクワクしますね。

まず、ビルのエントランスが立派!!今まではいわゆる雑居ビルだったので、エントランスロビーがあって、受付の人がいて、そこから各階層ごとのエレベーターがゲートで分かれているだけで、人のオフィスに来たみたいでなんか落ち着かない気分に。。

シェアオフィスも想像していたよりかなり広く、自由に使える席も結構たくさんあり快適。一方の窓からは日比谷公園が一望でき、最高の眺め。一人掛けのスペースの座り心地が最高で、ちょっと気を抜くとzzz・・な事態に。。そんな時はフリードリンクのコーヒーをいただけるという、至れり尽くせりの設備。

いちばん笑ったのは、初めて出社した制作チームの人たちが、「トイレはどこ?」「どこが入り口?」「ドリンクはどこでもらえるの?」と、初めて海外ツアーに参加して添乗員さんに質問攻めする団体みたいになっていたこと。その後もあっちこっちをひと通りうろちょろして、去って行きました。

その気持ち、分かります。

そしてなんと言っても大切なのが、ランチ。前のオフィスの時はあまり近所に食べに行くようなところが少なかったため、比較的弁当が多かったのですが、今度は日比谷、新橋、ちょっと足を伸ばせば有楽町・銀座方面と、よりどりみどり。しかも、ビルの地下が飲食街になっているんです!これならちょっと時間ない時や、雨の時なども困りません。

さてここで、タイトルの「レベルの違いに愕然とした話」

緊急事態宣言が解除され出社となってから、今までのようにクライアントに打ち合わせに行ったり、営業活動に客先訪問したりということが一気に減り、打ち合わせはオンライン、営業活動はメールや電話中心といった働き方にシフトして、どうも体がなまってしまい。

そこで、コミュニケーションを図るといった意味もこめ、部下を誘って近所の公園に鉄棒をしに行くのが日課となっていました。

主には懸垂の回数を競っていたのですが、これが結構本気になり、最初はせいぜい順手で1回そこそこやるのが精一杯だったのですが、引っ越し直前頃には最大で7回ぐらいは出来るようになっており、部下にいたっては自宅に懸垂機械を買って、日中公園で、夜自宅でといったストイックな生活スタイルに変貌を遂げました。

この習慣はなかなかいいと言うことで、引っ越してからも継続しようということになり、かねてより日比谷公園には鉄棒のすごい人たちがいるという噂は聞いていたので、引っ越し初日のランチ後にさっそくのぞきに行ってみました。

そこで見た光景が、今でも忘れられません。

まず、体操選手がやる吊り輪のような器具に逆立ち体勢でぶら下がる(ぶら上がる?)年配の方。

鉄棒を支えている柱に、横向きになって手の力だけで旗のようにぶら下がる(ぶら止まる?)サラリーマン。(あとで調べて知ったのですが、『ヒューマンフラッグ』と言うらしいです。)

逆上がりで鉄棒に登ったと思ったら、そこからどういう反動をつけたのか分かりませんが、鉄棒の上に仁王立ちするサラリーマン。

ここは、月? 無重力?

あまりのレベルの違いに、一緒に行った部下ともども、もう唖然とするばかりでした。。

さすがにその日は他の場所に設置されてる鉄棒で日課をこなし、退散。後にあらためて調べてみたら、確かにYouTubeにあがってました。(これ、先に見てたら、ちょっとは心構えが違ったかも・・)

その日以来、我々の目標は「懸垂がたくさん出来るようになる」から「いつかヒューマンフラッグが出来るようになる」にシフトチェンジし、行ける日はなるべく通うよう勤んでいます。

でも、いいですよね、こういうコミュニケーションの形があっても。

いつか日比谷鉄棒クラブの皆さんの仲間に入れてもらえるよう精進します。



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