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ブランディング部で働くESFJの日常。

正月ボケを未だに引きずっています。早く春にならないかなぁ。
寒さに弱い編集部メンバー、高井です。

さて今回は、noteでも以前取り上げましたNHK総合の番組「魔改造の夜」に関するお話です。
昨年11月から先月までの間、番組で大活躍したモンスターマシンを三田駅にて展示していました。
本記事では、展示開催に関わったブランディング部メンバーの後日談をお届けします。ブランディング部では、日々自社の魅力を最大限に引き出し、伝える施策を企画、実施しています。
少しでも皆さんに私たちの仕事が伝われば嬉しいです。

モンスターマシン

展示制作メンバー紹介
高井…ESFJ。
入社4年目。主に関係者との調整やスケジュール管理などを担当。
山崎…ESFJ。
高井と同期のデザイナー。壁面のグラフィックも根性で頑張った。
修田…ESFP。
メンバー最年長だけど見た目も年齢も若いお兄さん的デザイナー。

 展示の振り返り会の後―

高井:もうちょっと二人とお話ししたいな、最後に。
この一言で制作メンバー三人による、ぶっちゃけ座談会は始まりました。

 制作陣が自ら言える、「ここが良かった!」

高井:さっきの振り返りで話してた、“この展示で良かったこと”なんだけど、みんなでちゃんと頑張ったこと自体が良かったなってすごく思ってて。そういやこの展示自体、絶対できないと思ってたなって。
修田:そもそも“実現できたこと”みたいな。今回やっぱり三田駅を使うことが初めてだったから、そこはなんかすげえ話だよな。てか、できるんだって思った。
高井:めっちゃ大変でしたけどね。ビル側との調整とか、たしかにできないと思ってた。
山崎:そうだよね。
修田:なんか最初それこそ、「いやーちょっといろんな調整が無理なんじゃない?」みたいな話をしてた気がする。
高井:そう思って話を持っていったら、なんかいけるんじゃないですかねって…(笑)アクリルケースの制作会社さんにもどうですかねって言ったら、いけそうですねって(笑)
修田:あのビル初なんだっけ?そういうわけではないのか。
高井:初です。あのビルが建ってから、今まであんな風に使ったことないって言ってました。
修田:じゃあ史上初だ。素晴らしいじゃないですか。

山崎:それから、大きい壁面を活かしきったところが良かったね。もともとは、松竹梅プランみたいなもの立てて、多分もっと少ない面積でやるアイデアもあったと思う。
高井:そうだね。
山崎:けど、内部でもやっぱり一番ダイナミックなやつでいこうってね、後押ししてもらえて、結果それでやりきることができて。実際、「大きく展示あって良かったです」っていう意見もあったし、あの空間を活かし切ったのが良かったんですね。
高井:たしかに。
修田:たしかに。
山崎:中途半端じゃなかったと思います。

修田:あと、やっぱり当然だけど観覧者目線で作れたのが良かったのかなっていう。
山崎:見る人のことを考えながら設計したっていうのが良かったですよね。
高井:たしかに。駅の行きと帰り、どっちの人のことも考えましたよね。
山崎:そうですね。二つの導線設計ね(笑)
修田:メインの方でいいんじゃないの?って思ったけど、両方考えた方が良いっていうか。
高井:どっちから来ても、みたいな。そんなね、上から読んでも下から読んでもみたいな。そんなうまいこといかないって!ね。
修田:いやいやいやみたいな(笑)
山崎:うふふふ。

制作陣だからこその、あれやこれや

高井:そもそも、つめつめのスケジュールでよく頑張りましたよね(笑)結構カツカツ。
修田:頑張った、山崎さん。
山崎:本来、きっとこの規模はもっと長いスケジュールだよね。
高井:うーん、結構やばい。だってラッピング(壁面デザイン)検討期間って実質五営業日ぐらいしかなくて怖すぎるでしょ。泣いちゃうね、これ見ただけでも。
山崎:いやーやばい。泣いちゃう。泣いた日もありましたね。多分一番辛かった。

山崎:導線も考えつつ、どうやってもいい感じ、かっこいい感じにならないっていう葛藤と、そのまま進むとヤバいデザインが三田駅の巨大壁面に二ヶ月とか?長期間さらされるって思うと、もういたたまれなくて…デザイナーとしてね。あれ山崎がやったんだってなるから、そのバッドエンドを考えて、すごいもう、うわーってなって落ち込んでた時が辛かったです。
修田:あっはっは。いっぱいいっぱいになっちゃってるじゃん。
高井:いやーめちゃめちゃに泣きましたね、私も。間に合わないかもしれないっていう焦りと不安もあって、多分二人に泣きながら電話をしたり、本当に辛くて、なんでこんなにやってるんだって。

修田:個人的にはなんだろう。どこの立場の何をしている方なの?みたいな。本当は俺が最初にやって指標を作ってあげるべきだったのか?みたいな。でもそれこそ山崎さんが本当に何も考えず手を動かすみたいになっちゃって、つまんないんじゃないか?みたいなこととか考えちゃう。
高井:たしかに、修田さん割とそういうこと多い気がする。
修田:そうなんだよ。悩みすぎなのかな?
山崎:たしかに自分も自分事にしたいから、最初は自分で考えてみたくて、その後それを見てもらった時に修田さんが、いや今回の趣旨ってこうだからこうしようとか、修正をしてくれたりとか。なんかこう、あんまりうまくいい感じになんないんですよねって言った時に、過去のかっこいいデザインだとこんなのあるよとかって…ありがとうございました。

修田:いやでもそういうなんかいい意味で、各々がそういう…なんて言うんだろうね。上下関係がなくて和気あいあいとできたな、みたいな。
山崎:うーん、喋りやすかったです。
高井:たしかに相談しやすいし、めっちゃ泣くし(笑)
修田:なんかチームにはなってたな、って思ったけどね。
山崎:思います。心理的なハードルはめちゃくちゃ低くて、すごいありがたいメンバー。
修田:たしかに、なんか一人でやってる感がまだ少なかったかなって。
高井:なんか、こう今聞いてると、苦労を割と乗り越えられるチームになっていましたね。
山崎:この二人はいい支えになってた。あははは。

山崎:何でも頑張ったらなんとかなるんだなっていうのがわかった案件で、アドバイスもたくさんもらえたな。あと、その大変な案件の中でもやっぱり私が作業に集中できるように、ありとあらゆる調整とかをみんなが駆け回ってしてくれてたりとか。
修田:たしかに。あれってどうなってるっけ?っていうのがなんかなかったような。
山崎:もう高井さんじゃないと回らないだろうなっていうようなところがたくさん…いなかったら破綻しちゃってたよ。
高井:いやいやいや…。
山崎:それで修田さんとは、出社したときになんだろう…あのアクリルケースの位置測ったりとか、そういう時コミュニケーションが取れて、深刻にならず、「無理っすよね(笑)」みたいな感じで笑える感じの空気感だったのが、まだ救いだった気がする。
高井:状況的には全然笑えなかったんだけど、割とヘラヘラしてた気がする、たしかに。
修田:あんまり役に立ってないな(笑)
高井:いや、そんなことないですよ。
山崎:え、心理的な意味ですごい救われましたよ(笑)

ただの飾りつけじゃない、制作陣のこだわり

高井:ただ番組に出演したことを押し出すみたいな、そういう風にはあえて持っていかなかったと思っていて。ちゃんとこう、何を伝えたいのかとか、なんかそういうのは割としっかり考えたかなと思うんですよね。
山崎:あくまで番組は切り口で、社員の姿勢を出すっていうところで、魔改造の夜っていうタイトルとかはそんなに出してないと思う。
修田:壁面の説明文にちょろっと入ってるぐらいかな。
山崎:そうですね。やっぱりコピーを入れる時とかは、なんか一番社員の姿勢が現れているようなところを番組を見返して探してきて、それが読めるようにしましたね。何が何でも大きく入れるとかじゃなくて、一文がスッと入ってくるようなレイアウトにしたとか、姿勢とか眼差しがわかるような…。
高井:テレビに出演したってことをアピールするんじゃなくって、そういう切り口から社員のものづくりに対する姿勢とかプロフェッショナルな姿っていうところが訴求できればっていうところがあったかなと思っています。

高井:目に見えないブランディングっていうものを珍しく形にしたプロジェクトだったかな。
修田:ま、なんか僕も、こっちが応援するつもりで入ったけど、すごい感化されたなっていうのはあって。いつの間にか宣伝してやるぜみたいな気持ちになれたなっていうのは、本当に社員のなんていうの、なんだっけね…誉じゃなくて…ここに?あ、誇りだ(笑)なんかこの会社もいいんじゃないかみたいな。本当にあの人たちの姿勢をちょっと見て、業務に対してもちょっとやる気が出たなっていうのはあったかもなっていう。
高井:すごいじゃないですか。展示を見た人のエンゲージメントが上がるだけじゃなくて 、展示をやってる側のエンゲージメントが上がるってめちゃめちゃ良いですよ。
修田:なんか素直に泣いてる姿とかを見るとすげーなぁって圧倒されるって。いや、すごい甲子園見てる感じだったもん。本当に。

三人でまた仕事ができますように

高井:今回の経験を経て、あなた(山崎さん)壁面デザインの第二弾、今作ってるらしいね!新しいやつ。いやーすごいと思うよ。
山崎:また新たな難しいやつ…しかも第三弾もあるかもで(笑)
修田:だんだん慣れてくるんじゃない?その、気持ち的にも慣れてきそう。こんだけ自分のやったものが大きく印刷されるなんてね…。
高井:大きい仕事しかやってくれないとか?(笑)
山崎:嫌なデザイナーだなハハハッ。大きさでかいものしかやらねーぞってやばい(笑)
高井:でも、第二弾頑張ってるって聞いて私も頑張ろうって思ったわ。
修田:俺も頑張りたい。
山崎:(笑)
高井:頑張りたい(笑)今度打ち上げでもしましょうか。
山崎:やったー!


制作陣3人による後日談でした!
長かったと思いますがいかがでしたか?
ブランディング部を少しでものぞき見できていたら嬉しいです。

さて、今回話題に挙がった「魔改造の夜」にて活躍しましたモンスターマシンが今週末のイベントにて、再び皆さんの前に現れるそうです!

是非足を運んでみてくださいね♪

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