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布団の上でウクレレを弾く

息子が起きてから登校するまでの慌ただしい時間を終えたあと、敷きっぱなしの布団の上にどさっとあぐらをかいて、ウクレレを弾く。森田童子の『たとえばぼくが死んだら』という曲を弾き語る。森田童子を歌うと、森田童子のモノマネっぽくなってしまうのは私だけだろうか。昔、『高校教師』の夕方の再放送を見ながら、『ぼくたちの失敗』を口ずさんでいたら、「普通に歌え」と母に怒られた。普通に歌っているつもりだ。カラオケの採点では、80点を取れるか取れないかの私が歌う森田童子は、私が思っている以上に下手なのかもしれない。

歌っていたら外でガタッと郵便受けの音がした。「うるさいです。静かにしてください」という手紙が投函されていたらどうしようと不安に思いながら、郵便受けを覗きに行く。ただのピザ屋のチラシでホッとした。近所に幼稚園バス待ちのお母さんたちが集まり始めて、恥ずかしくなったので歌うのをやめた。

今日は、息子が学校に行っている間だけは、主婦の仕事をお休みする日って勝手に決めたんだ。朝食も夕食も作る。皿も洗う。でも重い布団は畳まなくていいって決めた。今日は、いつでもすぐにお昼寝できるスタイルで行く。

だらだら過ごす…つもりだった。牛乳や卵がないことに気がつき買い物にでかけた。あーあ、どこにも出掛けず、一日中、ゲームやったりYouTube見たりしたかったのに。だらだら過ごすって難しいんだなあ…(それでも、充分だらだらしているほうだと思うけど)。

買い物から帰ってきて、『フィットボクシング』を40分プレイした。順調だったダイエットだが、先週、夫の一週間の有休中に二人でいろいろなところに行き、美味しいものをたくさん食べ、また太り始めてしまった。